ちょっと前までの風潮とは風向きが違い東京オリンピックまでは一棟マンションや一棟アパートの売却価格がまだ上がり続けるんじゃないかとの予測もちらほら出ています。ならばまだ一棟売却の準備をしなくても大丈夫でしょうか。それとも売却準備をするべきでしょうか。
■高額売却価格の予想ピークよりも少し前に売り抜けてしまいましょう。
「まだイケる!」
「まだ伸びる!」
そうやって期待するがあまり初動が必ず遅れます。
不動産相場のチャートが下がり始めてから売却準備を始めても売却までに早くても数ヶ月は掛かる訳ですから確実に売却額は安くなっていることが予想されます。
それでしたらプーク予想時期の少し前に売却完了させるような準備をしておけばより大きくプラスが出せると予測いたします。
ピーク手前とピーク後暴落の差は10%以上あるかもしれません。
1億円の物件ならば1000万円の差がたった数ヶ月のタイミングでついてしまい、目も当てられません。
その他大勢のライバルの不動産投資家さんが余裕ぶっこいている間に「しれ~」っと売り抜ける事がより確実な出口戦略の成功となります。
どんな投資でもそうですが引き際が上手い人、損切りが出来る人、売り抜けが出来る人が買っています。
■一棟マンションや一棟アパートは準備から数ヶ月しないと売却出来ない
株や仮想通貨はパソコンやスマホでリアルタイムの取引が出来ます。
そのためギャンブル性が非常に大きく莫大な借金を抱えてしまう方もちらほら。
その点、一棟マンションや一棟アパートの場合は売却時期や売却タイミングを少し見誤った程度ではそこまで現金が紙切れにようになることはよっぽどの大失敗以外はありません。
メリットでもありデメリットなのがこの部分で、準備をし始めてから直ぐに売却が成立するというのは予め予定された相続不動産などの秘密売却のようなケースしかないのではないでしょうか。
サラリーマン大家さんなどは土日しかお休みがないので準備の時間もより少なくなります。
ということは売却しようと思い立って準備を始めてから売却までは早数ヶ月。
まだまだ伸びるという予測なら余裕ぶっこいていてもいいですが、既にいつ終わるかを予想する段階に入っています。
それならば普段時間がないあなたさまもこそ早めの準備をしませんと大変な事になります。
何度も言いますが一棟マンションや一棟アパートの売却には数カ月は掛かりますので余裕(油断)は禁物です。
■まとめ
「まだ売却の準備しなくて大丈夫かな?」
そのような思いが脳裏をよぎったらその時から準備をいたしましょう。
早い売却準備で損する事はありません。
仮想通貨のようにいきなり倍額になったりいきなり半額になることはありません。
しかし、前述しました通り売却まで数ヶ月掛かるので今月と3ヶ月後では数百万円の価格差がある場合はございます。
結果、売却後にもっと高額になる可能性もあり後悔するかもしれませんが利益や純資産の増資に成功しているなら全く問題ありません。
次の不動産投資にも早めに回れますし、次も勝てるという自信にもなります。
準備や判断が遅くて損益を抱え一棟マンションや一棟アパートの売却失敗…。
となると
「俺は判断力がないダメな奴だ」
「俺は運が悪い」
「俺は…俺は…」
と責めてしまいます。
そうならない為にも明日から売却準備を急ぎましょうね。