一棟アパートの売却は、高額な取引となるため、慎重に検討する必要があります。その中でも、複数の不動産会社を比較することは、成功への重要なステップです。しかし、「何社くらい比較すればいいか」悩む方も多いのではないでしょうか。
比較する不動産会社の数は3~5社が目安
一棟アパートの売却において、比較する不動産会社の数は3~5社が目安です。1社だけだと、相場が分からなかったり、担当者との相性や提案内容が合わなかったりする場合があります。一方、5社以上になると、比較検討に時間がかかったり、情報が整理しきれなくなったりする可能性があります。
◇比較するポイント
複数の不動産会社を比較する際には、以下のポイントをチェックしましょう。
前回の”不動産屋の選び方”記事と被る箇所が多々ありますが、それくらい重要なポイントなんだという事を認識戴ければと思います。
1. 一棟アパートの売却実績
一棟アパートの売却には、専門知識や経験が必要となります。過去に一棟アパートの売却実績が豊富な会社を選ぶようにしましょう。
・これまで一棟アパートの売却をどのくらい扱ってきたのか
・成約率はどのくらいなのか
・どのような規模のアパートを扱ってきたのか
などを具体的に確認しましょう。
2. 査定価格
査定価格は、売却活動のスタートラインとなります。複数の会社から査定額を提示してもらうことで、相場を把握することができます。
あまりに高い査定価格を出してきた不動産屋さんは怪しい可能性大です。
特に一括査定などを利用した場合は案件欲しさにまずは大ぼらを吹いてから現実的な売却価格まで一気にダウンする傾向があるので気を付けてください。
・査定価格の根拠は何か
・周辺環境や類似物件の売却事例をどのように分析しているのか
などを詳しく説明してもらいましょう。
3. 販売戦略
どのように購入候補者へアプローチしていくのか、具体的な販売戦略を聞くことも重要です。
・ホームページや広告など、どのような媒体で宣伝するのか
・購入候補者へのアプローチ方法
・独自のネットワークを持っているか
などを確認しましょう。
4. 担当者との相性
担当者との相性も、スムーズな売却活動には欠かせません。質問に丁寧に答えてくれるか、説明が分かりやすいか、信頼できるかなどを判断しましょう。
・担当者の経歴や経験
・一棟アパートの売却に関する知識
・コミュニケーションの取りやすさ
などをチェックしましょう。
まとめ
一棟アパートの売却を成功させるためには、3~5社の不動産会社を比較検討することが重要です。上記のポイントを参考に、自分に合った不動産会社や担当を選びましょう。
街の不動産屋さんでも勿論いいんですが、基本的には賃貸メインです。
投資用の一棟アパートを取り扱うにはまた別の知識や経験が必要となります。
弊社は投資用不動産をメインに取り扱っている不動産屋ですので、知識や経験、実績の部分では一歩も二歩もリードしていると自負しておりますので本物の目利き・リアルな査定・本当の価値をご希望のあなたさまはお気軽にお問合せフォームよりご相談くださいませ。