一棟アパートの売却時に使える少しでも高く売る為の交渉術

一棟アパートの売却時に使える少しでも高く売る為の交渉術

2024/04/25
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一棟アパートの売却は、人生の中でも大きなイベントです。少しでも高く売りたいと思うのは当然のことでしょう。しかし、不動産売却は複雑な手続きが多く、交渉術も必要となります。

一棟アパートの売却で高値を目指すための6つのポイント

経験豊富な不動産会社に依頼するのも一つの方法ですが、自分で交渉術を身につければ、より有利な条件で売却できる可能性があります。
そこで今回は、一棟アパートの売却時に使える少しでも高く売る為の交渉術を、6つのポイントを中心に解説します。

1. 事前準備

・相場調査
まずは、同エリア、同規模、同築年数のアパートの売却事例を調査し、相場を把握しましょう。相場を知ることで、適正価格を設定し、交渉の際に自信を持って臨めます。

・物件の清掃・修繕
購入希望者に良い印象を与えるため、物件内外を清掃し、必要があれば修繕を行いましょう。清潔で綺麗な物件は、購入希望者に好印象を与え、高値で売却できる可能性が高くなります。

・販売資料の作成
物件の魅力をアピールする販売資料を作成し、購入希望者に配布しましょう。物件の魅力を効果的に伝えることで、購入意欲を高め、高値で売却できる可能性が高くなります。

2. 価格設定

・適正価格の算出
相場調査に基づき、物件の価値を正しく評価し、適正価格を算出しましょう。適正価格を設定することで、早期売却と高値売却の両立を目指すことができます。

・強気な価格設定
強気な価格設定をすることで、値引き交渉の余地を残しつつ、高値売却を目指すこともできます。ただし、強気な価格設定は、買い手が見つかりにくい可能性があることを忘れずに。

3. 買い手との交渉

・購入希望者のニーズを把握
購入希望者のニーズを把握することで、的確なアピールポイントを伝え、購入意欲を高めることができます。購入希望者のニーズを把握する方法は、内覧時の質問や会話から読み取ることができます。

・複数買い手との競争
複数の買い手が存在する場合は、競争を促すことで、より高い価格で売却できる可能性があります。競争を促すためには、複数の不動産会社に販売を依頼したり、インターネットで広く募集したりする方法があります。

4. 契約条件

・重要事項説明
売買契約前に、重要事項説明を受け、内容を理解した上で契約することが重要です。重要事項説明は、宅地建物取引士が物件に関する重要事項を説明するものです。

・契約書の作成
契約内容は必ず書面で確認し、内容に誤りがないことを確認してから契約書に署名捺印しましょう。契約書は、売買契約の内容を証明する重要な書類です。

5. その他

・仲介業者の選定
経験豊富な仲介業者を選ぶことで、スムーズな売却取引を実現できます。仲介業者を選ぶ際には、実績や担当者の経験、サービス内容などを比較検討しましょう。

・複数の不動産会社に査定依頼
複数の不動産会社に査定依頼をすることで、相場を把握し、最適な価格設定を行うことができます。査定依頼は、必ずしも売却を依頼する必要はありません。

6. 専門家の活用

・税理士
税理士は、売却に伴う税務に関するアドバイスや手続きをサポートしてくれる専門家です。特に、高額な売却益が発生する場合は、税理士に相談することをおすすめします。

・弁護士
弁護士は、契約書の作成や交渉に関するアドバイスなど、法的側面からサポートしてくれる専門家です。書類チェックや作成などを任せても安心です。

まとめ

一棟アパートの売却を成功させるためには、上記のポイントを参考に、自分に合った方法で交渉を進めていきましょう。

準備を怠らず、丸投げをせず、重要なところは専門家を頼り、有能な不動産屋を味方に付ければ一棟アパートの高額売却が叶います。

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