賃貸継続?それとも売却?一棟マンションや一棟アパート判断は

2019/12/31
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一棟マンションや一棟アパートで毎月毎月、ローン返済をしても一定の家賃収入がある。税金優遇の所有より5年は経過しているのでいつ売却しても構わない。だけど家賃収入が得られている賃貸を辞めるのもなんか勿体ない…。賃貸継続と売却ならどっちの方がお得なの?どうやって判断すればいいの?というお話です。

■一棟マンションや一棟アパートにおける一般的な出口戦略は2つ

一棟マンションや一棟アパートには経年劣化による価値の下落が必ずつきものです。
また、経年劣化を食い止める為に大きな修繕費が定期的に掛かります。

ですので、タイミングを見極め売却をしババをどなたかに引いてもらうことが不動産投資の王道でありセオリーです。

・賃貸運用を継続していく

修繕しながら家賃下落や空室リスクを食い止めながら家賃収入を得るパターンです。
ある程度の期間ならばそれでも構いませんが、耐用年数を超えたビンテージ物件ですと売却したくても値段が付かず、売却出来ない可能性があります。

売却出来たとしても購入した時の1/10という売却額になってしまう可能性もありますので注意が必要です。

・売却して家賃数年分で得られる金額を一気に現金化する

毎月毎月一定の収入を得られる家賃収入は魅力的ですが、売却をすれば数年分の家賃を一括で得ることが出来ます。

手離れが悪い人の失敗談として家賃収入がずっと現時点の水準でキープ出来ると思ってしまうこと、現時点の売却査定額で数年後も売却出来ると思っていることです。

「時は止まらない」事をちゃんと分かっていれば売却一択です。
(1Fが自身の住居の場合などは除く)

■では賃貸を継続する売却するの判断やタイミングはどうすればよいでしょうか

こちらは色々ありますので、まずはご自身が「これだ!」と共感できるタイミングを見つけてみてください。

そして、その時の市場の状況や建物の状況、近未来の周辺環境やイベントなどに照らし合わせて今売却か賃貸を継続かを判断いたしましょう。

・欲しい家賃収入額が得られなくなって来た

空室や家賃下落により欲しい家賃収入額が得られなくなって来たら、そのまま賃貸を継続していても赤字に近付くだけです。

・売却収益が期待できそう

売却しローン返済をしても充分に手残りが出るならば不動産投資の成功です。
それならばこのタイミングでの売却は良い選択です。

・大規模修繕前

外壁塗装などはその面積にもよりますが数百万円単位を必要とする一大イベントです。
このタイミングより前に売却することで余計な出費を抑えられます。

・満室運用中

一見するとこのまま賃貸を継続すれば家賃収入がMAXで得られる。
確かにそうですが逆に言いますと一番高額売却が期待できる瞬間でもあります。

・お金が必要、もうヤメたい

なんらかの理由でまとまった現金が必要な場合や、なんらかの理由で大家業をもうヤメたい場合は売却一択となります。

■まとめ

基本的に税金の優遇タイミングが来て、高額売却出来そうな市場の動きや相場の動き、物件の状態ならば売却し利益と勝利を確定させましょう。

あなたさまの本来の目的は家賃収入を得続ける事ではなく、トータルで投資額よりも回収額を多くすることです。

売却によってトータルで回収額を多くできるならそこで一旦リセットいたしましょう。
勝てる時に確実に利確をする。
事が一棟マンションや一棟アパートの鉄則です。

あなたさまが保有していらっしゃる一棟マンションや一棟アパートは只今どのような状態でしょうか。

もし賃貸継続と売却をお悩みでしたらお気軽にお問い合わせフォームよりお話お聞かせくださいませ。

きっと良い方向性が見えてくると思います。
一緒に頑張っていきましょうね。

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