一棟マンションや一棟アパートの売却において余裕の無さは買い叩かれる格好の標的なります。再来月までに売却したいとか、年内には売却したいなど期限付きの諸事情を抱えている場合は特に足元を見られがちです。そうならない為にも売却したい時期よりどれくらいの準備期間を取れば良いかをお伝えしてまいります。
■売却したい日取りから逆算し約半年前から売却準備をしよう
例えば2019年のうちになんとかして一棟マンションや一棟アパートを売却したいと考えているあなたさまは6月から準備に取り掛からないと余裕が無くなり買い叩かれ結局安く売却せざるを得ない事になります。
不動産投資を成功している方と失敗している方の差は余裕があるかないか、準備を先に出来たか出来ていないかが非常に大きいです。
ドタバタ感やアタフタ感が見え隠れしますと買い主側にも買い叩かれる要因を見せてしまうことにもなりますし、不動産屋さんや不動産コンサルタントによっては早く売却したいからと、あの手この手を使いもっともらしいアドバイスでまとめてしまおうとします。
あなたさまの準備が遅かっただけで、買い主にも買い叩かれ本来はビジネスパートナーである不動産屋さんや不動産コンサルタントにも丸め込まれてしまう…。
という結果を招きかねません。
ですので、最低でも約半年前から一棟マンションや一棟アパートの売却準備をいたしましょう。
■何故、半年前から売却準備が必要なのか
大きな答えのひとつとして今回お伝えしておきたいのが、仲介依頼をお願いする不動産屋さんや不動産コンサルタントのサイクルを2回転と考えています。
3ヶ月でまず1社目に一棟マンションや一棟アパートの売却仲介依頼をし希望した価格で売却できないのであれば、上手く売却してくれるような2社目を探し再度トライする。
このような保険ではないですが1社目で上手くいかなかった場合のリトライの機会を得られるので約半年前をおすすめしております。
3社目まで保険を賭けるのであれば約9ヶ月前、4社目まで必要ならば約1年前とどんどん余裕が出てまいります。
買い主さんの方も一棟マンションや一棟アパートを1年間探しているというのはなかなかありません。
購入する!と決めたらどんどん話が進んでまいりますので余裕を持った売却準備はそれだけ多くの購入希望者に出会えるチャンスが物理的に増えているということです。
■まとめ
そして最後にアドバイスとなりますが売却目標額と売却下限額をハッキリと決めましょう。
変な話、売却下限額があれば仲介してくれている不動産屋さんや不動産コンサルタントも戦略やシュミレーションをしやすく早く売却出来るのは確かです。
あなたさまが曖昧な感じでダラダラしているよりも、基準となるボーダー価格を提示してあげることが必要です。
売却下限額はトータルでちょいプラス、又は最悪チャララインで設定しておきましょう。
こうやってプラスもしくはチャラで一棟マンションや一棟アパートの売却を終え一旦の不動産投資をリセットすることで次回は必ず成功すると思います。
一棟マンションや一棟アパートの売却準備でお困りお悩みのあなたさまはお気軽に一棟売却コンシェルジュにご相談くださるようお願い申し上げます。