駅から遠い一棟アパートを高額査定で売却出来た成功例

2019/03/28
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御両親から一棟アパートを相続などで譲渡されたりする機会も多いと思います。とりあえず現状維持のまま売却査定に出したら雀の涙ほどの査定額。そこでお客様より私共、東京アセット株式会社までお問い合わせを戴き見事に駅から遠い一棟アパートを高額査定で売却出来た成功例をご紹介してまいります。こちらのブログをご覧のあなたさまの中で相続などにより駅から遠い一棟アパートを売却されたいという場合はご参考にしてくださいませ。

■各室に電動自転車完備で駅徒歩の遠さをカバー!

一棟アパートを相続された時、全室10戸に対して入居が4、空室が6という散々なものでした。
売却するにもこれじゃ査定額が期待出来ません。

まずは一番のネックである駅徒歩の遠さをカバーする作戦をオーナー様と一緒に立て全室に各1台づつ電動自転車の貸出しサービスを始めたところ見事、空室が埋まり最初から入居されていた方も大喜びでめでたく契約更新の運びとなりました。

家賃が75,000円、空室が6あった場合の毎月の損失は450,000円。
一年間空室だったと考えますと5,400,000円の損益です。

一方、電動自転車の購入費と駐輪場の整備、電気代を考えましょう。
電動自転車が1台15万円程度なので10部屋分で1,500,000円。
駐輪場の整備が約30万円~50万円。
ランニングコストとして電気代が毎月20,000円×12=24万円。
ランニングコストとして駅の駐輪場代が毎月25,000円×12=30万円。

これで満室になれば約3,000,000円のプラスです。
確かにこのような施策をしたからといって100%の効果が出ないケースも多いでしょう。
しかしダメなところを放置したり目てみぬフリをするのであれば。

・一棟アパートの売却価格は現状か下がる一方
・入居者は増えるどころか出ていく一方
です。

■満室にならない原因を取り除いてから売却するのが一棟アパート売却成功の鍵。

満室経営がその後も続いた御両親から一棟アパートを相続されたオーナー様もいつまでも管理が出来ないということで電動自転車代と一棟アパートの駐輪場の整備代を回収し再度売却査定に出してみたところ…。

一番最初に売却査定を出した空室だらけだった時に比べ数百万円もプラスされた高額査定を戴きオーナー様も大満足。
実際に売却された売却額も査定額と遜色なく大満足だった模様です。

買い主側の目線に立ってみましょう。
いくら安くても満室経営が望めそうもなくて買ったところで収益が見込めないのであれば無用の長物。
逆に少し高いと感じても充分に収益が見込めると思えば検討の範囲には確実に入りますし実際に購入にまで至るケースが殆どです。

現状渡しで高額査定のまま売却出来たのはベビーブームや経済成長が著しい時期だけです。
今は人口減少の一途を辿っており弊社がございます東京都渋谷区でも対策をされていない一棟アパートや一棟マンションは空室が目立ちご希望の価格では売却もスムーズに行かないケースもございます。

ましてや今回のケースのように駅徒歩が遠いという駅が出来なきゃ解決不可能な立地条件の一棟アパートや一棟マンションのオーナー様は尚更です。
このような不利な条件をお持ちの一棟アパートや一棟マンションは、そこをどうにかカバーするような対策を施すことでしっかりと適正価格で売却が可能になってまいります。

■まとめ

今回のお客様のような駅徒歩が遠い場合、ファミリー層中心の一棟マンションならば駐車場も完備するなどの対策やあまりにも外観が古びているならば外壁塗装を行ったりなど、あなたさまが所有されている一棟アパートや一棟マンションのウィークポイントをしっかりと埋めてあげることで不動産価値はグンっと上がります。

どうしても【売却したいのに先行投資は損】という考えが働きがちですが、これをしないで足元見られて二束三文で売却せざるを得なかったり、いつまでも所有し続ける方がよっぽど損です。

満室経営になればいくらでも回収出来ますのでまずは基本に立ち返りましょう。
相続などで今直ぐ現金化をしないとならない。
というケースは個々にそれぞれ事情がお有りになりますので売却額がいくらになっても売却出来るのであればしてしまうのが良いと思います。

どちらにせよ、手を加えるのと現状のままどちらの方がお得なのかを予測するシュミレーションが大切です。
あなたさまが今回このお客様の事例を拝見し思うところがございましたらお気軽に当メディアのお問い合わせフォームよりお気軽にお話お聞かせくださいませ。

どちらがお得かなど色々な角度からシュミレーションをし最適な道筋を見つける事が出来るかと思います。

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