一棟マンションをオリンピック前に売却する3つの理由

2019/02/22
share

一棟アパートもそうですが特に今回は一棟マンションにフューチャーし表題である一棟マンションをオリンピック前に売却する3つの理由というものを紐解いてまいります。東京オリンピック2020が決定すると会場となる周辺ではマンションの建設ラッシュが始まりました。正直供給過多になってもおかしくない状況です。また多くの外国人不動産投資家(主に中国人)の参入もあり一棟マンションの価格はオリンピックバブルの様相を呈しています。

■一棟マンションをオリンピック前に売却する3つの理由を具体的に

「まだ、もうちょっと上がるでしょう?」
「あと一年あるからまだ大丈夫じゃない?」
と余裕綽々で居ると取り残されてしまうのはあなたさまかも知れません。

・選手村の宿泊施設は東京オリンピック後、市場に供給される予定

東京オリンピックの為に建築した競技場や施設は勿論、宿泊施設も使い捨てではなくちゃんとその後も利用できる計画を立てましょうね。
という”オリンピックレガシー”の元に東京オリンピックは成り立っており、選手村は新古マンションとして売り出される予定です。

その数なんと約5000戸。
何棟あるかはちょっと調べられなかったのですが数年前の東京23区のマンションの供給個数は15,000戸前後だといいますので、東京オリンピックの選手村跡地の綺麗な新古マンションが一気に市場に5,000戸も流れ込んできたら中古マンションは見向きもされません。

そう考えますと買い手が選べる状況=買い手市場に傾くので必然と築数十年の一棟マンションなどは比較されてしまい大きな強みがないと売却が難しい状況に追い込まれる予想が既にあるので東京オリンピック前に売却してしまいたい1つ目の理由です。

・一斉に海外不動産投資家の売却が進む

東京オリンピック2020に決まって喜んだのは実は日本人以上に外国人の不動産投資家だとの説もあります。
それだけ東京という土地柄は非常に魅力的で不動産投資の対象となるということですね。
そして割り切りが早いのも外国人の不動産投資家の特徴です。

今のところは東京オリンピックが終了してから外国人の不動産投資家が日本から撤退すると予想されています。
その時は蜘蛛の子を散らすように一斉に売却が掛けられるので一気に売却価格も下落する予想です。

これだけ分かっているので、それならば下落する前に売却してしまうのが利口。
というのが東京オリンピック前に売却してしまいたい2つ目の理由です。

・融資の審査厳密化に加え金利上昇の可能性が捨てきれない

かぼちゃの馬車問題・レオパレス21問題と立て続けに明るみに出る大手の不祥事。
融資する銀行側がもし回収できずに焦げ付きやすいと判断すれば融資に対する審査も厳密化され、ハウスメーカーの内情から融資してもらうあなたさまのことまで今まで以上に隅々まで調べられふるいにかけられるでしょう。

またオリンピック終了と同時期に金利の上昇が考えられます。
今までは金利が非常に安い為、サラリーマン大家なるものが各地でバンバン誕生しました。

金利が上昇する=融資(借入)に対する利子が増える為、気軽に借りていたサラリーマンも渋るようになったり融資先の銀行なども利子を考え本当に返済出来るのかをより厳密に調べますので融資がおりにくくなりこちらも買い手の現象に繋がり売却価格を下げないと売れなくなるので東京オリンピック前に売却してしまいたい3つ目の理由です。

■まとめ

一棟マンションを中心に一棟アパートなども何故東京オリンピック2020の前に売却した方がいいと噂されているのかを今回は明確な3つの理由と共にお伝えしてまいりました。

ここで売却を渋る理由といたしましたら最近所有して5年間経っていないのでもし売却出来ても税金が高くなるので…。
という理由かまだまだ高値を掴めると思っていらっしゃるかのどちらかではないでしょうか。

もしこの記事をお読みになって所有している一棟マンションや一棟アパートの売却を早急に考えたいというあなたさまは当メディアのお問い合わせよりお気軽にご相談くださいませ。

また早急ではないけどとりあえず当メディアを運営しております東京アセット株式会社に在籍する一棟不動産売却歴20年以上の不動産コンサルタントに話を聞いて貰いたい。
というあなたさまもお気軽にお問い合わせよりお話お聞かせくださいませ。

その際は最新情報を惜しみなくお伝えいたしますのでご期待くださいませ!

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ