一棟アパートを購入し不動産投資を始めるにあたって実際何歳頃からやれば、もしくは何歳までにすれば上手く行くのでしょうか。おすすめの年齢層及び上手く行かせるための秘訣をお伝えしてまいります。
年収と貯蓄があるならば何歳でも構わない
単刀直入に申し上げますと潤沢な資産と高い年収があれば銀行からの融資も受けやすく更に少ない額の融資と返済スパンで一棟アパート購入と不動産投資業務を進めていけますので年齢は関係ありません。
ただ、お年を召していくにつれて完済時が80歳・90歳となるようでは残念ですが今度は寿命リスクが出てきますのでお勧めできませんし銀行も貸し渋ります。
と、考えますと銀行借り入れありの場合は50台後半、潤沢な資金があれば60代後半がひとつの限度となるでしょう。
ベストは30代、一般的には40代から一棟アパートを購入し不動産投資を始める方が多く見受けます。
これは年功序列型で給与が上がっていく日本の特徴ですが、最近では実力主義のベンチャー系の方は20代から普通に不動産投資を行っております。
年収と貯蓄をとにかく増やそう
相変わらず東京23区の不動産価格は高い価格のまま少し右肩があがるような感じで推移していますので、一昔前のようなフルローン融資はかなり厳しくなっています。
一棟アパートの不動産投資を考えるならば、焦らずまずは年収を上げるために自身のスキルアップと正当な評価を受ける為の転職をし年収800万円以上をまずは目指しましょう。
また、資産が多ければ多いほど頭金としても運用面での安心材料としても銀行への審査にも有利に働きますので2000万円以上は確保しておきたいところです。
もっと甘い条件で融資を得られるかもしれませんが、それならば上記の条件をクリアすればもっと良い融資を受けられもっと良い一棟アパートを購入する事が可能となります。
それならばギリギリのところで不動産投資を始めるのではなく最初から余裕のある状態で行う事で上手く行く確率が飛躍的にアップします。
まとめ
一棟アパートを購入し不動産投資を始めるには年齢ではなく年収と貯蓄などの資産形成が大事だという事が分かりました。
資産形成をする為に不動産投資をしたいのに…。という意見はごもっともですがそれでは銀行が首を縦に振りません。
銀行からの融資を引き出せないのであれば相続で受け継ぐか、100%全額自己資産での購入しかありません。
まずは銀行から融資をして貰えるような人間になることが重要ですので年齢を重ねていく1年1年を大事にしてまいりましょう。