一棟マンションの売却準備段階に必要な景気判断とは?

2019/05/23
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一棟マンションの売却をする前に事前準備をいたしますが何も書類を用意するだけが準備ではありません。今、売却時期として相応しいのかそれともまだ時期尚早なのか等、市場における需要と供給の関係や景気判断をする必要がございます。今回はその一棟マンション売却における景気判断の仕方や方法を見てまいります。

■政府の見解、業者の見解、現場の様子は温度差がある

景気判断の上下は銀行が融資の審査を緩くする厳しくするの判断材料でもあります。
銀行からの融資の審査が緩ければ例えばサラリーマン大家さんやOL大家さんが誕生するなど一棟マンションの購入をしたいという方が増えますので一棟マンションの売却需要もアップします。

景気の流れとして
不況⇒回復⇒好況⇒後退⇒不況…
とずっと繰り返しています。

政府としてはなかなか言い難いところですが、色々な業種で赤字決算が増えているところみると正直長く続いた好況好景気も後退減退へと徐々にシフトしていると思います。

あなたさまの中での意識や認識、温度感はいかがでしょうか。
もしかしてTVニュースではそんなに景気が悪いと言われていないからまだまだ安心?
と思ってたりはしませんか?

■自分でも出来るリアルな一棟マンション売却準備の為の景気判断方法

日本全体で景気が良い良いと言われていた時期でも実は●●県の●●市では景気が物凄く悪くて財政破綻してしまった…。

とニュースにもなっている市町村がございます。
そこでは不動産価格は暴落し廃墟廃屋のような空き家や空きマンションが乱立しています。

逆に日本全国的に景気が後退し始めていると噂されている(国はそうは言っていないが)のに川崎市の川崎大師周辺の再開発によるマンション群では少年たちによる残酷な事件によりファミリー向けのマンションの売れ行きが一時期停滞低迷(その時はキャンセルも出ていました)していましたが、その事件がニュースなどで耳にしなくなるとまた販売戸数が上向きどころか完売の様相です。

これは一棟マンションの話ではないので完璧にはあてはまらないですが、盛り上がっているエリアや地域ピンポイントならばまだ銀行からの融資は緩いのであろうと推測されます。

例えば地方都市のレオパレスの一棟アパートや一棟マンションを不動産投資用として購入したいと融資を申し入れるのと、大阪万博で向こう数年は盛り上がりそうな一棟マンションや一棟アパートを不動産投資用として購入したいと申し出た場合、後者の方が回収出来る可能性が全然高いので融資をしてくれる確率は格段にアップします。

■まとめ

このようにあなたさまが保有されている一棟マンションや一棟アパートのエリア周辺にある金融機関にあなたさまが保有されている一棟マンションや一棟アパートの査定額程度の融資が引き出せるかどうかを打診するのが良い方法です。

いきなり今は厳しいとか渋られるようならもうヤバいんでしょうし、銀行員さんの応対による温度感によっても判断が出来るのではないでしょうか。

貸し渋られたらいつ頃までは緩かったとか、あとどんな条件があれば融資してくれるかなど色々な情報収集をすることで、あなたさまの一棟マンションの売却戦略が立てられますので売却準備としておすすめいたします。

今の時代インターネットで調べるのは当たり前として、今のインターネット全盛期だからこそ足で集める情報や準備が一棟マンションの売却を考えている他のライバルに差を付けます。

少しでも高く、少しでも早く売却する為に準備を怠らないようにいたしましょう。

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