一棟マンションや一棟アパートの高額売却にリノベって必要?

2019/10/13
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一棟マンションや一棟アパートを高額で売却したいと売却主さんの約90%以上がそう考えるのではないでしょうか。その為には基本スペック以外に付加価値が必要となってまいります。その中でリフォームやリノベーションがありますがそれらは本当に高額売却をするにあたって経費をかけてまで必要なことなのかどうかを見てまいります。

■両方が理想だけど外観と内観どっちの方が高額売却に繋がる?

人それぞれ生活スタイルや性格により部屋の中は多かれ少なかれ生活感が出てしまうものです。

それに自分なりのスタイルがあるのでお部屋の中(内観)は明らかに時代遅れ。
でない限りはそこを最新に変えたからと言って高額売却の足しになるには要素が弱いです。

しかし外壁塗装・樋や排水溝、階段や手すり、バルコニーの柵、エントランスなど部屋以外の共有部分は範囲が広い分、リフォームやリノベーションをしただけ綺麗に新しく見えるので第一印象は非常に良くなります。

かなり古い築年数であっても周辺の最新の一棟マンションや一棟アパートと遜色ない位の外観を提供出来ればかなりの付加価値が付きますので高額売却が期待出来ます。

【築年数が古く外観がボロい】

⇒廃墟みたい
⇒中もボロいんだろうな
⇒退去が増えるだろうな
⇒直すにも金が掛かるだろうな。

このように購入者サイドは想定します。

【築年数が古いけど外観新品】

⇒管理状態が良いんだろうな
⇒リフォームやリノベーションをしていたとしてもオーナーはちゃんと気が廻る人なんだろうな
⇒これだけ綺麗なら家賃もそのままでいいな
⇒退去時に部屋はリフォームすればもっと良くなるでしょう。

このような印象に変わります。

■一棟マンションや一棟アパートの高額売却の為のリノベ費用はいくらまで?

これが非常に難しい問題です。
1000万円をリフォームやリノベーション費用に使って1100万円必ず売却価格が高額へとシフトする確約があるのでしたら喜んで行うのですがそうもいきません。

逆に500万しかリノベーション費用を掛けていないのに1000万円の売却価格のアップで売却が成立したケースもあります。

実際にいくら費用をかければいくら高額にシフトするという確固たるものはございません。

ですので大体の予想や皮算用を不動産屋さんに再度売却査定をして貰うのが良いかなと思います。

ひとつだけ言えるのは売却できるスピードは格段にアップ出来るかと思います。
最悪チャラ(リノベ費用500万・査定額アップ500万という意味)でもお問い合わせが増える分、お得だという考え方もありです。

スピード(時間)だけは全員に平等でコントロールが誰にも出来ませんので、それがアップするということは何よりもお得になったという見方も出来ます。

■まとめ

一棟マンションや一棟アパートの高額売却の為には外観や共有部分のリフォームやリノベーションが有効だということが分かりました。

しかし利益の上乗せを考えるならリフォームやリノベーション後の売却査定額がしっかりと高額へとシフトすることが大前提です。

その他、一棟マンションや一棟アパートの外観や共有部分が新しくなれば売却スピードのアップにも繋がるということが分かりました。

デメリットといえば前述した思ったより(使った金額より)売却査定額がアップしなかったという部分でしょうか。

あなたさまの保有している一棟マンションや一棟アパートのどこをリフォームやリノベーションしていけば高額売却査定が期待出来るのか、それはいくらくらいのリフォームやリノベーションをすれば良いのかなどがご不明でしたらお気軽にお問い合わせフォームよりお悩みお伝えくださいませ。

何百棟という売却実績からある法則やパターン化ノデータが取れています。
一緒に頑張って効率の良いリノベと売却をしてまいりましょうね。

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