一棟マンション売却時の囲い込みを防ぎ高額で売却する方法

2019/07/29
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一棟マンションや一棟アパートの売却時によく聞かれる不動産の囲い込みという手法。詳しく知らなくてもなんとなく嫌で悪いイメージがあると思います。一棟マンションや一棟アパートの売却時の囲い込みを防ぎ高額で売却する方法と囲い込みをされるリスクをお伝えしてまいります。

■囲い込みを防ぎ高額売却するなら一般媒介契約を結ぼう

どうしても最優先して欲しい、時間がないからいの一番に取り掛かって欲しい、この不動産業者以外は考えられない…。
という場合は専任媒介契約か専属専任媒介契約が良いでしょう。

準備万端で時間が多少余裕があったり、物件に自信がない場合は一般媒介契約で色々な不動産屋さんと契約を結ぶことが出来ます。

そして他の不動産屋との契約が認められていない専任媒介契約や専属専任媒介契約は囲い込まれる温床となっておりますのでまずは一般媒介契約を複数の不動産屋さんと結ぶことで囲い込みのリスクを防ぐことが出来ます。

囲い込みの場合、優先事項が仲介している不動産屋の利益なので例え買い主が見つかっても不動産屋の有益にならない場合は勝手に断るケースがあるなどどうしても売却スピードが遅くなったりできなくなったりします。

一般媒介契約の場合はレインズ(国が定めた不動産流通機構)に登録しなくても良い、専属じゃないから広告費を掛けてくれない、営業活動に力を入れてくれない。

かもしれない。
というデメリットはありますが、他の不動産屋とも一般媒介契約を結ぶことで不動産屋同士を競わせる事が出来ますし、複数社が色々なネットワークを持っていますので1社と契約するよりも必然的にあなたさまの一棟マンションや一棟アパートの売却情報が外に出回る事となります。

■レインズ(国が定めた不動産流通機構)に登録してもらい証明書を貰おう

一般媒介契約の場合は複数の不動産屋と契約していい代わりにレインズへの登録を義務付けしていないという売却主と不動産屋のバランスを取った仕組みになっています。

ですので一般媒介契約の場合は本来は不動産屋さんが市場に出回るようにもしなくていいし、広告費をつかって営業もしなくてもいいんです。(売り主に対する活動報告も法律で義務付けられていない)

しかしそれでは不動産屋さんも商売上がったりですので最近はしっかりと営業してくれることが多いです。

初めての売却だったりすると中には悪徳な不動産屋さんもいますので当たり前のように囲い込みをしようとしてきますので、まずは任意ですがここはレインズ(国が定めた不動産流通機構)に登録してもらい証明書を貰いましょう。

もし拒否されてしまったら契約を解除してください。
または契約時にレインズへの登録を前提といたしましょう。

■まとめ

一棟マンションや一棟アパートの売却であなたさまが初めてだったりまだ不慣れだなと感じているならば専属で1軒の不動産屋さん主導になるよりも色々な不動産屋と一般媒介契約をし少なからずとも競争をして貰う方が囲い込みの危険性を回避出来ます。

例えその中の1社が囲い込みをしようとしても他社で賄えば良いですしこれを機に色々な不動産屋さんの動き方や考え方を勉強し次に繋げることが高額売却を引き寄せます。

専属には専属の魅力がございますがその不動産屋さんが本当に良い不動産屋さんか自信を持って見抜けるようになってからでも遅くはありません。

例えば一般媒介契約の時と専属の2種の時ではどの程度の待遇の差があるかも遠慮せず聞いてしまいましょう。

「基本的には一般媒介契約を考えていますが専属も視野に入れている」

事を伝えると良いと思います。
不動産屋さんもビジネスですのであなたさまの方も横暴横柄はいけませんがビジネスライクに行ってまいりましょう。

もし不明瞭な事がございましたらお気軽に当メディアのお問い合わせより「こうゆう場合はどうしたらいいの?」などのご相談戴ければお気軽に回答させて戴きます。

一緒に頑張っていきましょうね。

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