オリンピック後の選手村は一棟マンション売却に影響ある?

2019/07/24
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東京オリンピックの際に出場選手などが滞在する晴海の選手村マンション群。先日筆者の私自身も建設中の様子をちょうど撮影してきたことをご紹介いたしました。そして今回のタイトルにありますオリンピック後の選手村は一棟マンション売却に影響ある?というテーマですが正直影響あると思います。

■オリンピック後の選手村は一棟マンション売却にどのような影響があるのか

では具体的にオリンピック後の選手村は一棟マンション売却にどのような影響があるのかを予測してまいります。

・相場よりも安く売り出される
・87平米の2LDKタイプがメイン(100平米超の4LDKもあるみたいです)
・約6000戸ほど(分譲4000ちょい、賃貸2000弱)
・近くに小学校や中学校、幼稚園なども出来る予定
・今は駅徒歩20分の陸のことだが新交通網が確定事項

単刀直入にいいますと
・4000世帯分の空室が生まれる
・同タイプの一棟マンションや一棟アパートの強烈なライバル
・ワンルームの一棟マンションや一棟アパートには影響が小
・近場の同タイプは売却価格を下げないと厳しい

販売スタートが2019年7月26日で入居予定が4年後だそうです。
【晴海フラッグ公式HP】

特に近隣エリアや同タイプの一棟マンションや一棟アパートの場合は入居者の転居などの空室リスクが考えられますので盛り上がる前の売却が必須です。
その外観や広さ、内装クオリティ、完成形の周辺環境を考えますと割安・お手頃といわれていますので、相場が破壊される危険すらございます。

■オリンピック後の選手村は一棟マンション売却に影響されないためには

答えは簡単です。
さっさと保有されている一棟マンションや一棟アパートを売却してしまうことです。

金融緩和は東京オリンピック後も続くと今の段階では予測されますが、正直何があるか分かりません。
オリンピック以上の祭典などはあるはずもなく、余計な消費が期待できるお祭りムードは一旦沈静化するのは確実なので景気動向も下火になって当然です。

また2022年の生産緑地問題も控えていますのでプラスの材料は基本的にございません。
なので影響を受けたくないのであれば、今のうちにさっさと売り抜けてしまい一段落して安くなっている時に今度は購入をするのが良いサイクルだと思います。

もう少し保有していて売却価格が10%上がるのが確実視されているなら保有でいいと思いますが、このような一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングをお悩みになっている状態のあなたさまが上手くいくとは思えません。

何故ならもっとやり手のベテラン不動産投資家はこのようなメディアなどに頼らず自身の経験と人脈で売却タイミングをさっさと決めてしまうからです。

当メディアを見なくても上がると予想するなら保有。
自信がないならリスク回避で売却してしまいましょう。

■まとめ

晴海フラッグ東京オリンピック選手村マンションの売出しが始まるというニュースがありましたので今回の記事を書いてみました。

人口推移が増殖に転じればまた一棟マンションや一棟アパートの需要が増えますし、人口推移が増えなくても一棟マンションや一棟アパートを保有されているエリアの世帯数が増えれば(どこかのエリアは過疎化してしまいますが)売却価格はアップしていきます。

あなたさまが保有されているエリアの前5年程度、今後5年程度の再開発計画や状況をみて今後も期待できるかどうかを読み解いた上でさっさと売却をしてしまいましょう。

強い口調でさっさととお伝えするには訳がございます。
手に入れた一棟マンションや一棟アパートを人は手放す時、踏ん切りがつかないんですね。
それも初めてだったり初心者だったりすると愛着。
という不動産投資には持ってはいけない感情に支配されてしまうんです。

不快に聞こえてしまったあなたさまほど危険です。
一棟マンションや一棟アパートの売却はスパッと選択・判断・行動に移しましょう。

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