一棟マンションや一棟アパートを売却する際には当然ですが色々な書類を用意しないとなりません。得意なあなたさまは良いですがそのような事が不得意なあなたさまもいらっしゃいます。しかしこの記事に辿り着いたということは少しでも御自身で書類を準備し一棟マンションや一棟アパートを売却するぞ!と意気込んでいると思いますので必要な書類の数々をご説明してまいります。

■面倒だったり分からない不得意なら不動産屋に準備して貰おう

最初から本末転倒な事を言ってしまって申し訳ないですが、まさにコレです。
「どの書類が必要なんだろう」
「本当にこれであってるのかな」
「他にも必要な書類があるんじゃないだろうか」

このように凄くストレスや心配、不安になってしまうのでしたら最初から不動産屋さんや不動産コンサルタントに
「まずはこれをご用意ください」⇒見本を見せてもらう
「その次はこちらをご用意ください」⇒見本を見せてもらう
「最後にこちらの書類で完璧です」⇒見本を見せてもらう

とナビして貰うのが良いですし、ナビもしてくれないようならその不動産屋さんや不動産コンサルタントはあなたさまと相性が合わないのでやめときましょう。

あなたさまにはこれから値引き交渉や売却交渉などでもっとストレスや心配、不安を感じ決断しなくてはならないターニングポイントが何箇所かございます。
ですので精神的な余裕を持っていただく為にこの書類集めが苦手なタイプでしたら不動産屋さんや不動産コンサルタントのナビに任せてしまいましょう!

■一棟マンションや一棟アパートの売却準備で必要な書類はコチら

そして本題に入ります。
「いや。このような事は自分でやるんだ!」
というあなたさま。

下記が必要となります。

・不動産会社や不動産コンサルタントに仲介依頼をする時に必要な書類

1.登記簿謄本or登記事項証明書⇒法務局で取得
不動産の登記情報が記載された書類になります。
売却依頼する不動産屋さんや不動産コンサルタントに保有されている一棟マンションや一棟アパートの概要や権利関係を把握して貰うために必要となります。

2.固定資産税納税通知書⇒郵送or各自治体
不動産屋さんや不動産コンサルタントに固定資産税納税額を把握して貰いつつ所有権移転登記の際に必要となる登録免許税額を算出して貰うために必要となります。

・買い主と売買契約をする際に必要な書類

1.登記済権利書or登記識別情報⇒法務局
登記済権利書or登記識別情報は売却予定の一棟マンションや一棟アパートの所有者が誰であるかを証明する書類となります。
2004年⇒登記済権利書
2005年以降⇒登記識別情報
と呼ばれています。

2.実印・印鑑証明書⇒各自治体にて取得
こちらは説明の必要がないくらい身近ですよね。
売買契約する際に必須となります。

3.身分証明書
書類ではないですが念のために。
顔写真付きが望ましく、ない場合はマイナンバーカードや保険証もご用意を。

4.ローン残高証明書⇒金融機関にて取得
残債がある場合は必須です。

5.住民票
住民票の写しは、一棟マンションや一棟アパートを保有しているあなたさまの殆どに該当すると思いますが売主の住所と売却予定の一棟マンションや一棟アパートの所在地が異なる場合に必要となります。

・その他(不動産屋さんや不動産コンサルタントに頼まれる可能性あり)

1.売買契約書
2.重要事項説明書
3.建築確認済証
4.検査済証
5.建築設計図面
6.土地測量図
7.境界確認書
8.設備仕様・説明書
9.マンション管理規約

法的な手続きには必須ではありませんが、買い主とのスムーズな契約締結の為には用意し先に提示した方が締結までスムーズに行く可能性やダメなら早く交渉を切り上げられる可能性、隠し事はないですよと良い印象を買い主に与えることも出来ます。

■まとめ

と、長くなってしまいましたがこのような書類が一棟マンションや一棟アパートの売却の際に必要となってまいります。

個人的には、あなたさまがこのようなものを頭の片隅に抱えるのが苦手な場合は不動産屋さんや不動産コンサルタントがこれこれ用意してください。

と伝えられてからリアクションで反応することで精神的に楽なスタイルがとれますし、誰がどうやっても結果は一緒の法律で決まっている部分ですので気負わず焦らずで大丈夫です。

「あれもこれもしないと…」
と追い詰められてパンクしてしまいますと普段のお仕事にも響いてしまう可能性があります。
結果の変わらない事やものでしたら任せることが大切です。
あなたさまにしか出来ない決断や判断は今後沢山やってきますので、その時までリラックスして一棟マンションや一棟アパートの売却を成功させましょう!