一棟マンション売却タイミングはオリンピックの前か後か?

2019/05/30
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一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングの決断や判断って本当に難しいですよね。幸いにして東京23区などの都市部は地価が安定していることもありオリンピック後だとしても急激な相場の下落はないと予想する声もございます。それだとしたら焦らず家賃収入を得てからゆっくり売却してもいいのではないか?などの考えも浮かび上がるでしょう。果たして一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングはオリンピックの前か後かどちらが良さそうかの見解を一棟売却コンシェルジュが解説してまいります。

■一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングはオリンピックの前一択

一棟売却コンシェルジュがおすすめする一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングはオリンピックの前一択になります。

【理由1】

オリンピック後だとしても急激な相場の下落はないと予想する声はあくまでも【予想】ですので、今現在売却をして純資産が増えることが確定しているのであればオリンピック前の売却がおすすめのタイミングと言えるでしょう。

【理由2】

天災や人災などがいつ何時起こるか分かりません。レオパレスやかぼちゃの馬車、大和ハウスが良い例です。地価価値は普遍ではないので今現在売却をして純資産が増えることが確定しているのであればオリンピック前の売却がおすすめのタイミングと言えるでしょう。

【理由3】

オリンピック後はもしかしたら今よりも融資が下りにくくなる可能性があります。
融資が下りなければ現金で購入出来る不動産投資家は限られてしまうので今現在売却をして純資産が増えることが確定しているのであればオリンピック前の売却がおすすめのタイミングと言えるでしょう。

■一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングはオリンピックの後でも良い場合

しかし絶対オリンピックの前に売却しないといけないというルールはないので極論で言えば自由です。
更に下記に挙げるケースに当てはまる場合はオリンピック後の方が逆に良いタイミングになる可能性を秘めています。

・2027年完成予定の渋谷再開発

特に中目黒~恵比寿~代官山のトライアング地帯は更に盛り上がって来ることが予想されます。
代官山も八幡通りを少し歩けば過疎ってるのでここが盛り上がると良いかもしれません。
オリンピック後の方がさらなる高額売却のチャンスがあると言って良いかもです。

・2020年暫定開業予定、2024年本開業予定の高輪ゲートウェイ駅周辺

品川駅~田町駅の間に出来る高輪ゲートウェイ駅による再開発で一定の盛り上がりは見せると思いますのでタイミングを見計らうことで高額売却が期待できます。
但し港南地区エリアは昔からイマイチ盛り上がりきらないイメージなので注意が必要です。

・大阪万博による周辺開発

こちらは完全に期間限定と今のところは捉えた方が良いかもしれません。
開催予定地である夢洲(ゆめしま)へは電車や地下鉄が開通しても大阪駅や梅田駅など主要駅より20~30分掛かるので大阪万博終演後の内容次第では大暴落の可能性があるので売り抜けが良いかもしれません。

■まとめ

今回は東京都内の一棟マンションや一棟アパートの売却タイミングについてオリンピック前がいいのか後がいいのかを考察してまいりました。

一棟売却の基本といたしまして【純資産がプラスになるなら売却出来る時にする】が今後の不動産投資や資産運用も含め大きなアドバンテージとなります。

「もう少し家賃収入を得てから売却したいなぁ…」
「もしかしたらもう少し地価価値があがるかもしれないなぁ…」
など、どうしても売却の前には欲が出てしまうものです。

判断や決断基準は純資産が増えるかどうか。
先の展望はあなたさま御自身の展望と有能な不動産屋さんや不動産コンサルタントの意見を参考にいたしましょう。

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