新型コロナの影響で職を失ってしまったり東京で住む意味を失ってしまった方々が地元や地方へと住居を移動するため、東京都内の一棟マンションや一棟アパートにポツポツと空室が目立ち始めているようです。終息が見えないこの状況で空室だらけの一棟マンションや一棟アパートを売却するにはどうしたら良いのでしょうか。
■空室が増えてしまった原因をまずは突き止める
売却しようかと考えていた矢先に新型コロナの影響で毎月1組みづつ退去していくような現状。
当時の売却査定額からは大きく下落し、一向に売却出来そうな気配もない…。
そのような一棟マンションや一棟アパートオーナー様のお悩みが増えています。
あなたさまもこの記事を読んでいるということは、もしかしたら同じ様な状況に悩んでいたり同じ様な状況になりそうなのかも知れません。
空室になった原因を新型コロナのせいだけにして思考と時間を止める事が一番危険であり、兎に角空室になった理由を他にも探していきましょう。
・金銭面
失職をして家賃が払いきれない、給与が下がって家賃が払いきれない。
もしかしたら強気の家賃設定が【今】は逆風なのかもしれません。
もう一度、【今】の周辺家賃相場を調べてみて割高であるようならば相場に合わせていくことも検討してみましょう。
・設備面
今までは気にならなかったものも新型コロナ禍の新生活様式では気になるものがあります。
宅配BOXがない、汚い。
エレベーターが狭く密になりやすい。
など、不安を感じるような設備面に危惧し退去を選択する場合もあります。
・環境面
周辺で新型コロナにかかってしまった人が多発している。
などの区は著しく退去が進んでいます。
これはどうにもならないので早く終息を願うしかありません。
・管理会社の怠慢
管理会社とどこまでの契約をしているかによって変わってまいりますが、管理しきれていない故に空室が出て来たり次の入居者が決まらない可能性もあります。
もう一度契約内容を見直し、管理会社の怠慢による顧客損失でないか確認が必要です。
■まとめ
特に簡易で出来る、安価で出来るものに関しましては即対応をいたしましょう。
注意喚起の掲示板やポスターだけでも心象が大きく変わります。
もし万が一が起きたらどうすればいいのかなども、ポストに投函してナビしてあげるなどの対応をすることで【良いオーナー】という心象を持たれますので、不動産屋さんも次の営業時におすすめしやすくなります。
対応したからとすぐに入居者が確実に見込める訳ではないですが、今いる入居者さんを繋ぎ止める事は出来ますし、対応した事は売却時のアピールにも有効になります。
売却査定額が満足のいくまでのラインに戻るまで入居率を増やし、価値のある一棟マンションや一棟アパートにしてまいりましょう。
東京都内でこのようなお悩みを持つ一棟マンションや一棟アパートの大家さんやオーナー様はお気軽にお問い合わせフォームよりご相談くださいませ。
あなたさまの保有する一棟マンションや一棟アパートの空室理由について原因究明をし売却出来るまでしっかりとサポートさせて戴きます。
厳しい状況ですが一緒に頑張っていきましょうね。