相続した一棟マンションや一棟アパートの適切な高額売却手順

2020/01/14
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普通に購入するだけでなく一棟マンションや一棟アパートを手に入れる機会は相続という突然のきっかけでも訪れます。相続により一棟マンションや一棟アパートを得た場合、そのまま運用していくのかすぐに売却するのかなど色々な観点からみて一番適切な高額売却の手順や気をつけたいポイントなどをご紹介してまいります。

■相続をした一棟マンションや一棟アパートを売却する手順

一棟売却専門のメディアですので今回は運用して家賃収入を得る。
というお話ではなく、そのまま売却してしまう。
という前提でお話を進めてまいります。

1.届けや葬儀、各金融機関に連絡し適切な処理をする。

2.相続財産を調べ相続人が複数いるなら分割協議をする
(遺言がなかったり相続が大きいとトラブル発生する箇所です)

3.続いて相続登記を行う
(用意する書類が多く面倒なのでサポートしてくれる不動産屋を見つけましょう)

4.不動産売却に入り遺言や法定通りに売却益を分割する

ざっとこのような流れで相続によって得た一棟マンションや一棟アパートを売却いたします。
しかしまだまだトラブルの種は山積みです。
どんな部分でトラブルが起きやすいか次項でみていきましょう。

■一棟マンションや一棟アパート売却時のトラブルポイント

兄弟など相続人の数が多ければ多いほどトラブルは起こりやすくなります。
特に外部の入れ知恵などが発生してくるとそれはまぁ厄介極まりないです。

下記に挙げるのがその相続トラブル発生の一番大きなポイントとなりますので予め協議し決定権を一人にさせるような縛りをおこなってください。

・売却価格と売却期間を設定する

【いくらで売却するか】【いつまでに売却するか】
このボーダーラインを必ず決めてください。

そしてその範囲内であれば決定権を与えた人の判断に従うという条件も併せて設定しておきましょう。

そうしませんと、あの時だったらなどタラレバ連発で収集がつかなくなります。
ここでは不動産や選びが物凄く重要なポイントになりますので、相続人が各々不動産屋を連れてきてコンペを開いて投票しても良いかなと思います。

何故なら相続で得た一棟マンションや一棟アパートが高額売却出来ればその分少しでも多く分配されるからです。

■まとめ

売却価格を設定するのは相場以下で売却しない予防線となりますが、いつまでに売却するかを設定する理由としては維持費や管理費、なんらかの原因での価値下落のリスクがあるからです。

また早くお金が欲しい人も中にはいると思います。
そのような状況を踏まえますと金額と期間は設定しておくのが必須となります。

中には「運用して家賃収入を得てからにしよう」と言い出す方もいらっしゃいますが、全員が平等に維持管理出来る訳も上手くいく保証もありません。

でしたら売却一択が一番トラブルレスな解決策です。

今現在相続トラブルにお悩みのあなたさま。
近い将来、一棟マンションや一棟アパートを相続予定のあなたさま。
お困りでございましたらお気軽にお問い合わせフォームよりお話お聞かせくださいませ。

トラブルを最小限に出来るよう一緒に頑張っていきましょうね。

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