一棟マンションや一棟アパートの売却ケース別の仲介or買取

2019/10/04
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一棟マンションや一棟アパートを売却しようとお考えの場合、高額で売却したいのは山々ですがスピード感も大事だと思っている人も沢山います。この条件だと仲介と買取、どっちで売却した方がいいのかなどケース別に理由も添えてお伝えしてまいりますので是非ご参考にしてくださいませ。

■あなたの置かれている一棟マンションや一棟アパートの売却状況は?

人それぞれ諸事情がございます。
中には空室対策などで悩まされたりするのが嫌だという理由で直ぐに手放してしまったオーナーさんもいるくらいなので高額で売却するだけが正解ではありません。

・少しでも高額売却したい

買取では売却査定額が相場の70%~80%程度です。
仲介では値下げしても85%~95%で売却出来るのではないでしょうか。

交渉次第では100%満額売却、105%高額売却が可能なのが仲介です。
手間暇は掛かりますが売却額では買取よりも仲介です。

・時間的な余裕がまだある

いついつまでに現金化しなきゃならない等の売却リミットがないのならば相場よりも高額な値付けスタートをし交渉により売却価格を吊り上げる事が可能です。

当然、交渉はシビアになりますのでその分お時間が掛かってしまうのは当然ですが時間的な余裕があるならば積極的に仲介をで交渉にのぞみましょう。

・現金化を直ぐに迫られている事情がある

売却までに全く時間がない状況でしたら最初から買取をして貰いましょう。
1ヶ月だけとか3ヶ月だけとかの時間的な余裕があれば最初のリミットまでは仲介。

リミット超えたら速やかに買取をして貰いましょう。
そうやって使い分けることが大切です。

・築浅な一棟マンションや一棟アパート

入居者の客付きも見込めますし、建物自体の劣化も少なく修繕費が必要ないという場合ならば仲介で十分売却が見込めますので仲介で売却しましょう。

せっかく仲介で95%~105%程度で売却出来る価値の一棟マンションや一棟アパートを買取に出す必要はございません。

・築旧な一棟マンションや一棟アパート

築旧だと仲介で欲しがる購入者がいるの?
と思うかもしれませんが最近ではリノベーションありきのヴィンテージ物件として逆に人気があったりします。

ですのでこちらも仲介で様子見してダメなら買取依頼をしましょう。

・家賃収入のストックやフローが結構ある場合

これは判断難しいです。
仲介による売却で収益を上乗せするパターン。

買取により次の資金調達をスムーズにし目玉物件を速攻で入手する。
買取でも最終的な収益が満足できるレベルならば買取で資金調達をしより良い一棟マンションや一棟アパートを入手するのは良いことです。

・誰にも知られずに売却したい

買取がおすすめです。
仲介ですと情報がネットに掲載されますので知られてしまいます。

あなたさまが業界人や有名人、相続トラブルなどのワケアリの場合は守秘義務を明記した秘密保持契約などを結びスムーズに買取が波風立たずおすすめです。

■まとめ

75%程度が基本は仲介での一棟マンションや一棟アパートの売却となりました。
残りの25%程度がとりあえず仲介でダメなら買取も視野という感じです。

ですので考え方としましては何が何でも仲介…。
とご自身を追い込んでしまうのではなくいざとなったら買取もあるや。

とお心を軽くしながら不動産投資のフィニッシュである売却を成功させましょう。
何がなんでも仲介と固辞しすぎますと市場に超優良物件が出た場合、買い逃す可能性も大です。

買い替えをするということなら不動産屋さんも買取価格をもしかしたらもう少し高くしてくれるかもしれないですし。

「自分の置かれている状況はどうなんだろう…」
あなたさまが今回のブログをお読みになってそう感じた場合はお気軽にお問い合わせフォームより状況お伝えくださいませ。

きっとうまい具合に背中を押して行けるかと思います。
一緒に頑張ってまいりましょうね!

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