何をどうしても一棟マンションや一棟アパートが売却出来ない場合はどうしたら良いでしょうか。二束三文のような値付けにしたり確実にマイナス設定にすれば売却出来るかもしれませんがそれは最後の最後の手ですよね。事故物件、訳あり物件などの一棟マンションや一棟アパートは特に買い手がつきにくい場合もございます。
■どうにかして一棟マンションや一棟アパートを売却する方法
保有をしているだけで金銭的や精神的に負担になってしまう場合はさっさと売却してしまいたいものです。
トラブルが起きている相続物件などは良い例で売却額よりも売却スピードが重視されますので買い主にとっても不動産屋さんにとっても喉から手が出るほど欲しい物件なので相続問題はお任せください。
と謳う、もしくは全面に出す不動産屋が多いんですね。
話が少しそれましたので元に戻しましょう。
・売却価格を下げる
あなたさまがどうにかして高額で売却出来るようにと入居率アップの為にあの手この手を出したけどうんともすんとも言わない。
入居率の低い一棟マンションや一棟アパートは無価値なので誰も相場通りでは購入しようと触手が動きません。
他人の手に渡ったとしても瀕死の状態からV字回復が見込めるとは確約出来ませんので、売却価格を二束三文にするのが一番売却が出来る可能性があります。
・一棟マンションや一棟アパートを解体し更地にして売却
これが案外うまく行ったりします。
ある程度の広さがあればそこに新たな一棟マンションや一棟アパートをゼロから建設出来るのでオンボロ物件が付属しているより価値ありと認識される可能性も。
情報収集して更地にして売却も積極的に検討してみましょう。
・居住用からオフィスなどへ業態を変更
これは不動産屋さんがよくやる手です。
居住用の一棟アパートを買い取りリノベーションをしてオフィスやSOHOとして売りに出したりそのまま運用したりします。
資金に多少余裕がある場合はその時のニーズにあった業態へリノベーションし時代背景に合わせた集客を行った後に売却することが求められます。
・不動産屋さんに売却する
大きな不動産屋さんでは購入してくれる場合があります。
しかし高額での売却価格は100%望めません。
例えは小さいですがBOOK OFFなどのリサイクルショップへ何か売却した経験がある方は分かると思いますがめちゃめちゃ買い叩かれますよね。
利益や収益を得たいというより処分や整理をされたい場合は不動産屋さんへ持ち込むのも良いと思います。
■まとめ
一棟マンションや一棟アパートを最終的に売却したいとお考えのあなたさまは売却したい⇒即売却成功とはなかなかいきません。
それも築年数が古い、駅徒歩が遠い、外観が汚い、設備が古いなどマイナスポイントが増えれば希望の売却価格ではどうしても売れなくなります。
どうにもならなくなってしまった場合は買い叩かれるのを受け入れるか更地にするかリノベーションして用途対象を変えるかで対応します。
あなたさま側の手が少なくなればなるほど購入者側の要求を飲まなくてはなくなりますので早め早めの立ち回りでしれっと売り抜けをいたしましょう。