高額売却だけに囚われない一棟マンション売却その他の注意点

2019/08/27
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高額査定に高額売却。どうしても一棟マンションや一棟アパートを売却したいと思うとその事(高額で査定して貰い、高額査定額のまま売却したい)ばかりで頭がいっぱい。しかしそればかりに囚われているとミスが頻発します。今回はおさらいの意味を含めて売却の流れやその他の注意点をお伝えしてまいります。

■再度確認しよう、一棟マンションや一棟アパート売却のいろは

一棟マンションや一棟アパートの売却時に当たり前の事からそうだったの!?と再確認が必要なポイントを挙げてまいります。

・売却査定額が高額であっても実際の売却額ではない事が多い

一棟マンションや一棟アパートを売却する際、まずはどのくらいで売却できそうか不動産屋さんに売却査定をしてもらうのですが思いの外、高額査定が出てまんま乗っかって結局当初のあの高額だった売却査定額どころかあなたさまが想定した額より大幅に減額された金額でしか売却出来そうもない…。

という現象がしばしば発生してしまいます。
ですので安易な高額査定に飛びつかず、根拠が明確だったりする納得出来る時だけにいたしましょう。

・ローン残債があると購入者に引き渡し出来ない

こちらの問題や流れは基本知らなくても不動産屋さんが促してくれるので、「あぁそうなんだ」程度でも全然構いません。

一応説明しておきますと、買い主さんから購入代金が振り込まれたら即ローン残債に充て完済いたしましょう。

いくら売買契約を結んでもローン残債を完済しないと抵当権(借金回収の優先順位みたいなもの)がハズれず購入者さんに引き渡し出来ないルールがございます。

・突然相続した一棟マンションや一棟アパートの売却は面倒

突然の事故や病気などで親御さんと別れなくてはいけない時が必ずまいります。
悲しみに浸りたいのに相続問題が…。

と巻き込まれてしまう方も大勢います。
更に名義や書類も面倒ですので骨が折れます。

バタつかないようにいたしましょう。

・突然の反故。解約防止には必ず手付金を。

中には「やっぱ止めます」とさぞ当たり前のようにギリギリで購入を破棄される方もいらっしゃるんです。

それを防ぐには手付金を必ず取りましょう。
最低でも5%。基本は10%です。

それなりの金額を失ってでも破棄されたい場合は仕方ないですし、手付金を入れてくれるような余裕のある買い主と取引をしていきましょう。

・瑕疵担保責任には特に気をつけてください

壊れてるのに隠してた。トラブルあるのに黙ってた。
もう売却しちゃえば関係ないでしょ?

いいえ、瑕疵担保責任というものがありまして民法上では1年間、基本は3ヶ月程度は責任が発生しますので落ち度がある場合は必ず伝えないといけません。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
高額査定や高額売却だけに囚われていると思わぬ落とし穴が待っています。

しかし一から十まで全てを覚えてそれなりにやって…となると正直仕事をしながらなど難しい部分があります。

そんな場合は信頼の出来る不動産屋さんにある部分は丸投げするのが良いと思います。
ある部分とは誰が行っても結果が一緒の法的な部分はおまかせしてしまうのも一つの手です。

あなたさまは、あなたさまにしか判断出来ない決断しなきゃならない部分に全力を注ぎ、一棟マンションや一棟アパートの高額売却を目指してまいりましょう!

未だなかなか信頼の出来る、ご自身の負担を軽くしてくれるような不動産屋に出会えない方も多くいらっしゃると聞きます。

そして場当たり的に選んだ不動産屋さんで売却を失敗…。
そんな風なご不安がある場合は弊社へおまかせください。
一緒に頑張っていきましょうね。

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