一棟マンションや一棟アパートを売却時にもなんだかんだで諸経費が掛かります。どんな諸経費が掛かるのか、そしてどう節約して出来るだけ諸経費分のマイナスを回避し売却益を上乗せしていけばよいかをご紹介してまいります。節約をしっかりとすることで数十万円～時には数百万円の経費削減が出来ますので是非ご参考にしてみてください。

■一棟マンションや一棟アパート売却時の主な諸経費一覧

細かい物を入れるともっとあるかもしれませんが、大まかな感じとして下記のようなものがありますのでしっかりと覚えて売却前の今から対策や準備をしていきましょう。

・譲渡所得税

よく5年以下所有、5年以上所有でお得度が違うという有名なアレです。
計算だらけなので苦手な方は頭が痛くなってしまうと思います。

ですので、仲介してくれている不動産屋さんに【譲渡所得税】はどのくらいになりますか？
と聞いて戴ければ直ぐに計算して出して貰えます。

もちろん、弊社も直ぐに計算しておりますのでお問い合わせからでもお気軽にご相談戴ければ直ぐ返信いたしますね!

・仲介手数料

一棟マンションや一棟アパートを売却するにあたり不動産屋さんに仲介してもらいますので手数料が当然発生いたします。

(基本的に全てクリアですが)400万円以上の一棟マンションや一棟アパートを売却成立した際には成功報酬として(売却価格のMAX3%プラス6万円)＋消費税を手数料として支払います。

・印紙類

あの切手みたいなヤツですね。
こちらも売却価格によって変動いたします。

覚えるのも面倒ですし特に節約テクニックはないので不動産屋さんに任せておけば覚える必要はございませんのでご安心ください。

・インスペクション費用

あなたさまは少しでも高く高額での売却を希望しています。
しかし購入者サイドは少しでも安く購入したいですし、本当にその価値が正しいかも不安に苛まれます。

その際の価値保証・性能保証をしてくれるのが専門家で形成された第三者によるインスペクション(建物状況検査)で検査と証明書の発行で5万～10数万円掛かります。

・場合によってハウスクリーニングやリフォーム

現状渡しのままかどうかは契約次第ですがオンボロで入居者が今のままでは確実に入らない空室があればその分のリフォーム費用やハウスクリーニング費用を安くする為の交渉材料となってしまいます。

逆に先手を打ち綺麗な状態にしておくことで直ぐにでも入居者が入りそうという期待感があれば高額売却は難しいにしろマイナス査定要素は確実に緩和されます。

■一棟マンションや一棟アパート売却時の主な諸経費の節約術

その中でも節約できる諸経費をピックアップし出来るだけ節約し削っていきましょう。
削った分は一概には言えませんが基本そのまま売却益の上乗せとなりますのでやらないに越したことはありません。

・仲介手数料を節約するテクニック

仲介手数料はMAX3%＋6万円を得る権利がありますので当然ながら普通に定価で請求されますので値引きありきでは無いということを大前提にしてください。

ではどんな時にそれが通用するのかといいますと複数の不動産屋さんで決めかねている時に値引き可能か聞いてみるのもいいですし、売却したあと返す刀で購入もあなたに頼むからと契約書を結べばほぼ確実に仲介手数料を勉強してくれるかと思います。

・インスペクション費用を節約するテクニック

目利きになりますので当然実績は必要です。
その中から複数社に見積もりを頼み内容と金額がマッチしていそうな業者に依頼しましょう。

一番高いのは高すぎる、安すぎる業者は怖い。
ということでしたら真ん中編の業者にしておけば一番高い業者より何万円安く出来たことになるでしょう。

・ハウスクリーニングやリフォーム費用を節約するテクニック

こちらもインスペクション費用同様に実績とクオリティをまずは判断しましょう。
一定レベルより上だなとクオリティを担保できる業者で今度はお見積りを取りましょう。

あとはインスペクション費用同様にふるいにかけコスパを求めていきましょう。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
少しづつでも節約していくことで大きな収益の上乗せになります。

この一回だけで一棟マンションや一棟アパートの売却から引退する。
ということでしたらここまでシビアにする必要はありません。

しかし今後も不動産投資を頑張っていきたいということでしたら普段からシビアになりセミプロレベルの立ち回りをするべきです。

もしここまでの内容でご不明点やご不安点がございましたらお気軽にお問い合わせフォームよりお気軽にお話お聞かせ戴けましたら幸いでございます。