空室だらけの一棟アパートをオフィス用として売却成功

2019/05/13
share

これは弊社のございます渋谷区のある一棟アパートの売却成功事例なのですが、家賃の高さ、築年数の経過、駅から少し遠く坂がある、駐車場がないなどの条件で空室が増えていましたがオフィス用にリノベーションをし売却に出したら大成功した例がございます。

■エリアのニーズ、時代のニーズに合わせて一棟アパートの売却準備をしよう

入居されている方との色々な問題がクリア出来ると仮定した上でのお話となりますが、空室だらけの一棟アパートでいくら渋谷区と言えどそのまま購入したら負け戦が確定しているような物件は限界まで安くしないとなかなか売却出来ません。

限界とはどの程度か…。
はっきり言ってマイナスで(キャピタルロス)不動産投資をフィニッシュする。
という失敗結果になります。

今まで当一棟売却コンシェルジュで書かれたブログの中には外装を綺麗にリフォームする、入居者に便利な設備を付けて一棟アパートの価値を上げる。
という売却時のリフォームについてお話をさせて戴きました。

このように住宅としてニーズがまだまだありそうならターゲット層に合わせてリフォームをしてから売却をすることで空室が減り利回りが上がると想定されますのでその分、売却価格もあがってまいります。

今回ご紹介させて戴くお客様事例なのですがエリアの特性を読み解き一般の居住用の一棟アパートからSOHOとしても使えるレンタルオフィス用にリフォームした事で売却価格が跳ね上がりました。

■どのように一棟アパートの売却価格を跳ね上げたのか

リノベーション費用はかなり掛かりました…がSOHOやレンタルオフィスを運営している企業様にかなりの高値で売却することに成功いたしました。

・外観を今風にリノベーション

ITベンチャーや渋谷にオフィスを構えたいとお考えになるハイセンスな企業様のニーズに応えられる外観にリノベーション。

・間仕切り壁を抜いて無機質な内装

DK6畳、洋室6畳のような間取りはレンタルオフィスやSOHOオフィス用としては使いにくいので間仕切り壁を外し無機質な内装にすることでトレンドに合わせました。

・宅配ボックス、オートロックの追加

築年数が古く宅配ボックスやオートロックはありませんでした。
飛び込み営業などの懸念されますのでオートロックは新たに設置しました。

このようなリノベーションをさせて戴いた結果、渋谷区というレンタルオフィスというエリアニーズに見事に合致し高額な賃料で貸し出せるというレンタルオフィス企業様のご判断からご祝儀相場ではないか?

というくらいの高額での売却が可能となり売却主様も弊社もほくほくだった記憶がございます。

■まとめ

居住用としてはもしかしたら厳しい…。
という一棟アパートでもこのようにオフィス転用など事業用としてならまだまだニーズが多い事がございます。

他にもそのままではいつまで経っても売却できずに固定資産税だけを永遠と払い続けていた言い方悪いですがオンボロの一棟アパートが解体し更地にしたら解体費用のお釣りが来る以上の高値で売却が出来たりと、何も人が住む事にこだわって売却をする必要はございません。

今後、一棟アパートや一棟マンションが売却し難い時代が訪れたとした場合はエリアと時代のニーズを捉えたリノベーションや工夫などをして売却するのが当たり前の時代がやってくるかもしれません。

なかなか思うように売却が進まないという一棟アパートや一棟マンションのあなたさま。

売却できない原因を弊社の不動産コンサルタントが買い主目線でプロファイリングいたします。
売却価格を跳ね上げる為の改善するポイントを無料カウンセリングにてお伝えしておりますのでお気軽にお問い合わせよりお話お聞かせくださいませ。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ