一棟マンション売却で高額なのは築年数と外観どっちが重要?

2019/03/27
share

築年数が古くなって来ると売却が難しくなるのは当然です。何故なら老朽化というものが避けては通れないからです。ではボロボロの外観の築年数が10年のものと新築まではいかなくても小綺麗な外観の築年数が30年の一棟マンションだったらどちらの方が高額査定になるでしょうか。あくまで条件は全て一緒で違うのは築年数と外観だけです。

■築年数が50年以上でも外観次第では充分に高く売却出来る

買い主がまず「この一棟マンションが欲しい」となる条件の中に築年数や駅徒歩などがありますが、特に居住用の一棟マンションとなりますと外観が綺麗であれば非常に高額で売却されています。

現に私が住んでいる目黒区のマンションは築年数が40年近いのに異常なくらいの高い売却額で売られており直ぐに買い手が付いている状況です。

しかし近隣の20年後に建てられた一棟マンションはメンテナンスを怠ってしまったのでしょうか。
売却額に数千万円の差が付いているのを確認出来たり、なかなか入居者が埋まらず空室も目立つようです。

このようにあなたさまの所有されている一棟マンションや一棟アパートがそのまま市場に出ても売却査定が安かったり不動産屋さんからなかなか売れないと思います。

と言われたとしても外観をしっかり綺麗にリノベーションし勿論空室の内装もしっかりと現代のニーズに合わせてリノベーションとホームステージングをすれば必ず価値が上がり、適正な価格で売却出来るようになる可能性が非常に高いです。

■築年数や駅徒歩は今更変えられない。出来ることをやるだけで売却査定額があがる。

築年数が古く外観もボロボロになっている一棟マンションや一棟アパートが物凄く安い売却額で市場に出回っているのにずっと売れ残っているのを良く目にします。

売却出来ない間はずっと経年劣化していますし、固定資産税なども毎年掛かって来ます。
こうなると資産と呼べるものではないでしょう。

オーナー様の中には売却する為に先行投資としてのリノベーションを嫌がる方が殆どです。
しかし今、空き家再生ビジネスでボロ儲けしているサラリーマン大家さんが沢山生まれ始めているのは何故でしょうか。

「要らないから売却したいのに金を掛けるとは何事だ!!」

と強く叱咤された経験がございます。
しかしどんなビジネスも投資をせず現状維持で規模拡大・成長が出来ているビジネスモデルは皆無です。

先の空き家再生ビジネスを見る限り違法建築や耐震性に問題がない限りは外観と内装を現代のニーズに合わせたリノベーションを施せば確実に付加価値を与えられ利益も出せると思います。

一棟マンションや一棟アパートの売却に限らず中古売買ビジネスで【現状渡し】ほど価値のないものはありません。
中古車は内装クリーニング、外装ワックス。
古本は消臭と黄ばみ削り。

利益を出せる【プロ】は築年数の古さというデメリットを外観や内装のリノベーションによって掻き消すくらいの付加価値を与え売却益を生み出しています。

■まとめ

なかなか所有されている一棟マンションや一棟アパートが売却出来ない。
相場よりも安くしているのに全然問い合わせが入らない。
内覧までは行くけどお断りされてしまう。

このような場合は外観や内装に問題アリかもしれません。
あなたさまの所有されている一棟マンションや一棟アパートが超絶立地で引く手あまたでしたらどんな状態でも買った後どうにでも収益化出来る!
と踏まれ売却出来ますがお悩みであるということはそのような不動産物件ではないということです。

同じような条件の一棟マンションや一棟アパートは他にも腐るほどございます。
それらのライバルよりも早くそして高く売却していく為には付加価値を与えてあげることも非常に重要です。

あなたさまがもし今なかなか一棟マンションや一棟アパートの売却が上手くいかない…。
もうすぐ東京オリンピックが始まるからその前になんとか売却してしまいたい…。
ということでしたらお気軽に当メディアのお問い合わせよりお悩みお聞かせくださいませ。

一棟売却歴20年以上のベテラン不動産コンサルタントがあなたさまにマッチした一棟売却レシピをご案内させて戴きます。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ