事故物件になってしまった一棟アパートの売却方法は?

2019/03/26
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自殺や事故、殺人事件など一棟アパートや一棟マンションのオーナーや所有者で居れば運悪く遭遇してしまうことも往々にしてございます。凄惨であればあるほど解約件数が増え誰も居ないゴーストマンションやゴーストアパート化する例もあるんです。ではそんな状態からどうすればこの一棟アパートや一棟マンションを売却していけるようになるでしょうか。お客様の成功事例を元にご紹介してまいります。

■悪いイメージはリノベーションで一新!

近所の人や住民、ニュースにかじりついている人はいつまで経ってもあのアパートはとかあのマンションがとか愚痴愚痴おっしゃる方もいらっしゃいますが、それに流されていつまでもガラガラのゴーストアパートやゴーストマンションにしておくワケにはいきません。

このような事件や事故は防ぎきれない天災と一緒です。
ではどうすれば良いのでしょうか。

・出来るだけ費用を掛け全室リノベーションでイメージ刷新

更地や建て替えという選択肢もありますが、その2つは兎に角費用が嵩みます。
出来るだけ最小限の費用でイメージ刷新と満室経営に戻すにはフルリノベーションで今現在ニーズのあるタイプにし賃料を上げ、満室にすることです。

例えばワンルームであればデザイナーズっぽくしてみるとか、ファミリータイプであればお子様に優しい仕様にしておくとかのニーズを叶えたリノベーションが必要です。

またアパートやマンションの名前を変更し外壁も建材ごとリノベーションしてしまう事が良いでしょう。
骨組み以外はこれで建て替えたのと一緒です。

このように悪いイメージを消してしまうことで事件や事故が起こる前以上の状態に戻すことが可能です。
ゴースト化してしまい経済的なダメージを受けてしまっている状態から更に先行投資は大変厳しい状態ですがそのままでも何か改善したりすることは望めません。

■デザイナーズ物件のようにフルリノベーションし即満室に!

一棟アパートや一棟マンションの売却準備としてまずは満室経営を目指していこう。
というお話を何度かさせて戴いております。

何故なら一棟アパートや一棟マンションを満室経営にしておかなければ売れにくい人気がない、安く買い叩かれるからです。

私共のお客様はピンチはチャンスと立ち上がって戴き今求められている賃料を割高にしても入居者が集まりやすいニーズを徹底的に調べ上げリフォーム業者数社にお題として通達しコンペを開きました。

私も同席しオーナー様とミーティングを重ね決定した業者にフルリノベーションをお願いしホームステージングを施した室内写真を広告とし直し私共も各種ポータルサイトなどに掲載したところ…
掲載即、電話が鳴り止まず僅か1週間程度で満室となりました。

リノベーションに掛かった費用を割高に設定した家賃で回収をし売却に出したところ、事件が起こる前の売却査定額よりも高く売却する事が出来ました。

オーナー様も大変お喜びになり力強い抱擁を交わしたのを覚えております。

■まとめ

あなたさまがオーナーの一棟アパートや一棟マンションでもし万が一このような事件や事故が起こってしまい事故物件となり入居者がゼロの状態からでも今回のお客様事例のように復活しより高く売却することも可能だという一例です。

一番いけないのは非常に辛いところですが立ち止まってしまうこと。
オーナー様が立ち止まってしまえばガラガラのゴースト化したアパートやマンションは朽ちて果てて行くだけです。

今回のお客様事例のようにしっかりと立ち上がり次の一手を打てたからこそ売却額が当初の予定よりも大幅にアップし売却することに成功いたしました。

もしあなたさまが今。
事故物件やワケあり物件の一棟アパートや一棟マンションのオーナー様でお悩みでございましたら当メディアのお問い合わせよりお気軽にそのお悩みお聞かせくださいませ。

事故物件の一棟アパートや一棟マンションをしっかり立て直し高値で売却実績がございます一棟売却歴20年以上の不動産コンサルタントがお力になってまいります。

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