一棟アパートを相場よりも高く売却する方法は?

2019/02/04
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折角一棟アパートや一棟マンションを売却するのなら出来るだけ高く売却したいですよね。ではどうすれば少しでも高く売却出来るのでしょうか。考え方は簡単です!少し高いなぁと感じてもあなたさまが購入したくなるような条件に近づければいいのです。立地や築年数はどうにも出来ませんよね。では他にあなたさまが出来る一棟アパートや一棟マンションを高く売却出来る方法を考えてまいりましょう!

■どれだけ満室に近付けるかが高く売却出来る秘訣

あなたさまがリフォームやリノベーションなど大掛かりな投資をするのではなく、企業努力でなんとかなりそうな部分且つ一番価値をアップさせるには空室ゼロ、ずっと満室安定経営されている一棟アパートや一棟マンションであることです。

買い手側のオーナー様やハウジング会社、不動産屋などは収益物件・不動産投資として購入を考えているのでいくら立地が良くても築浅で綺麗であっても満室に近く家賃収入が約束されているという部分が一番大きなポイントとなります。

買い主様側が100%の家賃収入が約束されている戸数を計算すれば向こう1年はいくらの収支があると計算出来ますし、銀行からの融資も格段に降りやすくなります。

空室が目立っているとその分、値引き交渉の材料とされてしまい足元を見られるのは確実です。
かと言って家賃を下げて空室を埋めようとすると今度は利回りが下がり美味しい一棟アパートや一棟マンションでなくなってしまうのでそれこそ値引き交渉の材料とされてしまいます。

家具付きなどの付加価値や1ヶ月フリーレント等で空室を埋めるのが良いのではないでしょうか。

■大規模修繕を気にされる前に売却してしまおう

築年数が経てば経つほど大規模修繕の時期が近づいてまいります。
これからもずっと一棟アパートや一棟マンション経営をしていくということであればしっかりと大規模修繕をして不動産価値を落とさぬようにし家賃価格の安定をはかる必要がございます。

買い主様側としては大規模修繕までに時間があればあるほど収益的には有利になります。
逆に大規模修繕が近ければ近いほど美味しい収益物件ではないので買い主様側は敬遠をしたり大幅な価格交渉を望むでしょう。

そのような余計な勘ぐりや取引をしている間に刻一刻と時間は過ぎてしまい景気動向や金融動向がどう変化していくかも完璧には予想が出来ません。

でしたら大規模修繕までにあと10年程度余裕があるうちに売却してしまう方が高値での売却が期待できます。
色々な外部要因があり、あと5年でも高く売却出来るかも知れませんしその一棟アパートや一棟マンションの置かれた状況によっても違いますが一般的に考えた場合、10年間の猶予があれば大規模修繕を取引材料としての値引き交渉が無いどころか逆にあなたさま側から強気の値付けも可能です。

■まとめ

一棟アパートや一棟マンションを相場よりも高く売却するには空室を無くし満室に限りなく近くし家賃収入の安定化と大規模修繕までに猶予があることの2点が重要だという御説明をさせて戴きました。

あなたさまが買い主様側となったと想像してみてください。
・空室だらけ
・もうすぐ大規模修繕で数百~数千掛かる
高いお金を出してまで欲しい収益物件に映るでしょうか?

このように相手の立場になって考えるだけでそのヒントは簡単に得ることが出来ます。
まずは焦らず1歩引いて色々な事を考えるとよろしいかなと思います。

当メディアを運営しております一棟売却コンシェルジュではあなたさまの一棟アパートや一棟マンションの売却査定なども無料で行っております。
売却する・しないに関わらず今の立ち位置での資産価値を一度出しておくことも重要です。

お気軽に御相談くださいませ。

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