一棟アパート売却におけるサブリース契約の危険性とは

2019/03/03
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近頃、一棟売却コンシェルジュ並びに運営します東京アセット株式会社宛にこのようなご相談やお悩みが寄せられます。サブリース契約で建てた一棟アパートを売却したい。という内容です。このようにサブリース契約で一棟アパートや一棟マンションを建てバラ色の未来を夢見たあなたさま。現実とのギャップに苦しんでいる方もいらっしゃると思います。今回は実際のお客様事例を踏まえサブリース契約の危険性をお伝えしてまいります。

■サブリース契約の一棟アパートや一棟マンションの売却は敬遠され気味

誰に敬遠されるかといいますと買い主です。
どこが敬遠対象になるかをご説明いたしますと…

・サブリース契約の引き継ぎの有無の部分で面倒

・前契約内容と買い主の希望が相容れない

・サブリース契約を引き継いでもリスクが多く予測される

の3点です。
特にサブリース契約でバンバン同じ一棟アパートや一棟マンションが建てば入居者の奪い合いになり、人余りの地域で無ければ空室が増え家賃はどんどん下がっていくのでサブリース契約をした一棟アパートや一棟マンションのオーナーに家賃保証の減額交渉が始まるのです。

そこで要求を飲まないと厳しいペナルティを契約で結ばされている可能性もございます。
また売却が出来ない、し難いように縛るような項目の入った契約内容もよく見受けられます。

私共のところへご相談戴きましたお客様も一棟アパートをサブリース契約をして数年は契約時の家賃保証をしてくれたが、その後事あるごとに家賃保証の減額を迫られ不安に思っているので売却して残債ローンが完済が出来るのなら売却してしまいたい。

というご相談でした。

■どうやってサブリース契約の一棟アパートや一棟マンションを売却するのか

こちらはあくまでもそれなりの価値のある一棟アパートや一棟マンションだったという前提になります。

例えば人口の少ない田んぼや畑を埋め立てて乱立されたレオパレス銀座の一棟アパートや一棟マンションは残念ながら先日の事件もあり今は売却不可能に近い状態です。

契約上の問題ですので完全再現とまでは行きませんがこのような形を取ることによりサブリース契約をした一棟アパートや一棟マンションの売却が可能になります。

・契約内容の見直し

売却時にサブリース契約を買い主様が引き継ぐとしても不利ではなくイーブンの契約内容になるよう相手のハウスメーカー等と交渉をし見直しをすることで売却が出来るようになりました。

・サブリース契約の破棄や満了

サブリース契約時に完済額もそれぞれ出てきますが、その金額を全て支払うことそれに伴う諸経費や契約破棄における損害金の支払いを綺麗さっぱり行うことで売却が出来るようになります。

上記の2つを行うことで買い主様側としてはリスクがかなり減るので他の一棟アパートや一棟マンションと同等の評価を与えてくれるハズです。

私共のお客様も弊社の不動産コンサルタントが矢面に立ちお客様の代わりに粘り強く交渉をし契約内容の見直しを勝ち取りました。
知識と経験に裏打ちされた自信がなければこの交渉も上手く行かなかったと思います。

■まとめ

このようにサブリース契約で建てられた一棟アパートや一棟マンションには家賃減額の危険や売却不可能リスクがつきまといます。

販売する側のハウスメーカーや不動産屋もビジネスですから、そう簡単に回避できるような契約内容にはなっていないのが通常です。

もしこのブログをご覧になっていらっしゃるあなたさまやあなたさまのご親類、お友達などでサブリース契約の一棟アパートや一棟マンションを建てられ困っている悩んでいるというお話がございましたらご紹介くださいませ。

当メディア一棟売却コンシェルジュを運営してます東京アセット株式会社では一棟売却歴20年以上の不動産コンサルタントが在籍しておりサブリース契約で建てられた一棟アパートや一棟マンションの売却仲介も何十件、何百件と行ってまいりました。

様々な苦労やトラブル、難題もございましたが都度頑張りノウハウとして蓄積された経験がございますのであなたさまのお力になれると自負しております。
是非おまかせくださいませ!

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