景気が良いお祭りムードの時はバブル期を代表されるように判断や決断がゆるゆるガバガバになり一棟マンションや一棟アパートも相場以上の価格で飛ぶように売れました。新型コロナのおかげで厳しくなった今の時期、売却の決めては不動産屋選びに掛かっています。
■自身の力ではどうにもならないものとどうにかなるもの
いくら一生懸命あなたさまが頑張っても希望の売却金額や、希望の売却スピードを叶えられないことは多々あります。
それと同時にどうにもならないところに悩みや不安、モヤモヤをぶつけていてはいつまでたっても売却する事は出来ません。
ではここで一旦整理してみましょう。
▼自身の力ではどうにもならないもの
・建物の立地や築年数
・周辺環境
・景気
・将来未来
▼自身の力でどうにかなるもの
・建物のメンテナンス
・家賃設定
・不動産屋選び
こう見ますと自身の力でどうにもならないものが調子良いと、より簡単に高額で売却が出来、その反対もしかりというところです。
今の時期は自身の力でどうにかなるものを積極的に行うことで他の一棟マンションや一棟アパートとの差別化が可能となります。
■一番影響されるのは不動産屋選び
建物のメンテナンスは悪いところを直す、古いところを新しくする、トレンドに沿った装備品を用意するなどです。
家賃設定は安くも高くも出来ますのでその時々を見て判断決断をいたしましょう。
そして最後の不動産屋選びです。
まず選んではいけないのが開口一番【とりあえずレインズ出しますね】【とりあえず広告出しちゃいましょう】な不動産屋さんです。
背景も調べずヒアリングもせずでしたら売却戦略などあったもんではありません。
反対に良い不動産屋さんの場合は
・売却戦略を丁寧なヒアリングの後に立ててくれる
・囲い込みをしない
・一棟マンションや一棟アパートを専門としている
※金融機関にネットワークあり
※既に多数の投資家と繋がりあり
などの特徴を持ち合わせております。
そう考えるとスタッフの人数は関係ないですし、駅前に事務所があるなしも関係ありません。
代表もしくは担当者が上記の特徴を備えていれば会社規模は問題ないのでブランドに惑わされないようにしてください。
■まとめ
しっかりとした不動産屋選びが出来れば今の相場前後で売却出来ると思います。
これが売る力のない不動産屋さんなどですといつまでも売れ残ってしまうことが往々としてございます。
しかし新型コロナのおかげで先行き不安、景気減退はどうにも出来ません。
いくら日本で一番一棟マンションと一棟アパート売却の達人を持ってしてもあなたさまの物件が現代のニーズに合わない場合はかなり厳しい戦いを強いられると思います。
そのような場合、アパートであれば更地。
一棟マンションであれば業態変更など大胆な戦略も時には必要になってまいります。
それらの相談やアドバイスも良い不動産屋さんと出会うことで知見が拡がりますので、どちらにせよまずは良い不動産屋さんと出会うことに尽力をいたしましょう。
新型コロナに負けずに一緒に頑張って売却していきましょうね。