東京オリンピックが近づくにつれ不動産の売買市場が活発化してまいりました。湾岸エリアのタワーマンションなどの区分マンションが外国人投資家から売却にどんどん出されています。今後を考えた場合一棟マンションと一棟アパートの購入だったらどっちの方がおすすめでしょうか。
■一棟マンションと一棟アパートのそれぞれのメリット・デメリット
頭金がしっかりと一棟マンション購入分用意出来るということを仮定して、その上で一棟マンションと一棟アパートのどちらの購入の方がおすすめかを比較していきましょう。
東京23区、地方都市、東京都下、など立地によりそれぞれ選択するべき一棟マンションや一棟アパートがございますので今回は主に東京23区を対象に比較してみようと思います。
【23区の購入正解の最上級はコレ】
最初に答えを言ってしまいましょう!
2020年に購入するならば…
23区のRC造一棟マンションがベスト。
一棟アパートに比べ空室リスクが少なく家賃下落リスクも少ない。
頭金は2000~3000万円、購入総額は2億~3億がターゲットとなります。
この不動産投資が負けない、勝てる確率が一番高い不動産投資と言えるでしょう。
【一棟アパートのメリットとデメリット】
頭金が数百万円なので不動産投資の初心者でもトライしやすく、ワンルーム投資よりも大きな手残りや収益が期待出来ます。
ただ、ワンルームに比べ空室リスクも初期投資も多いのでコケ易い面もあります。
エリアとターゲットをきちんとリサーチし(例えば大きな会社があったり大きな大学があるなど)トライすることが重要です。
【一棟マンションのメリットとデメリット】
安定して需要のあるエリアの物件を購入出来れば一番最初にお伝えした通り勝ちは堅いです。
ただ、扱っている不動産屋さんが少ないので精通している不動産屋さんを見つける事と今回の武蔵小杉のタワマンのような立地の一棟マンションには手を出さないほうが良いです。
■まとめ
充分な頭金が用意出来るのであれば、良い物件が手に入る確率が格段に上がります。
やはり軍資金に余裕がありませんと根拠の乏しい中途半端な一棟アパートを購入しがちになりますので気をつけたいところです。
ただ、これから数ヶ月は一斉に一棟マンションや一棟アパート、区分マンションが売却に出されるかと思いますので購入をお考えのあなたさまといたしましては出来るだけ安く良い物件を購入する大チャンスです。
ピンからキリまで色々な一棟マンションや一棟アパートが売却に出されてきますので目移りしてしまいそうですが、購入することを目的とせず運用し家賃収入を安定的に得られるか、大規模修繕などの経費を出来るだけ掛けずに売却までもつか。
など購入後の売却までを考えてそれら条件に沿った一棟マンションや一棟アパートを購入してみてくださいね。