一棟マンションや一棟アパート購入時の高値掴みは失敗の元凶

2019/07/16
share

一棟マンションや一棟アパートを購入し不動産投資をされることは資産運用としては株や仮想通貨、FXをやるよりも手堅く安全だと言えるので良いと思いますが何故こうも失敗する方が後を絶たないのでしょうか。その原因はズバリ価値以上に高値掴みをしている、させられているからです。

■一棟マンションや一棟アパートの購入時における高値掴みのカラクリ

どうして高値掴みが起きてしまうのでしょうか。
まずは敵(高値掴み)を知ることで対策が取れるかと思います。

・大手によくある両手仲介で手数料アップの為、高値掴み

大手の不動産屋に相談しにきた一棟マンションや一棟アパートを売却したい売却主様がいたとします。
あなたさまも購入初心者なので大手の不動産屋さんが安心だろうと相談します。

不動産屋さんは仲介手数料を高く取れれば儲けが多くなり、売却主さんも高額で売却出来ればそれはそれは嬉しいです。

しかし購入希望者であるあなたさまの要望を聞きすぎると値引きや値下げにより一棟マンションや一棟アパートの取引価格は下がるので売却主も不動産屋さんも美味しくありません。

1vs2の構図が出来てしまい購入初心者さんは高値掴みを押し薦められてしまう事になります。

・本来の価値以上に価格で売り出されているものを高値掴みで購入⇒下落

これは購入希望者であるあなたさま側がイケイケ、押せ押せムードに飲まれて不動産屋さんのアドバイスを無下にしてしまい高値掴みで購入してしまうタイプが多いです。

景気が良かろうが悪かろうがあまり地価の変動がないエリアに建てられた一棟マンションや一棟アパートは税金が優遇される5年超後でも売却価格がそこまで下落しないと推測出来るのですが、一過性のブーム等で土地価格が急激に上がった地方エリアの一棟マンションや一棟アパートは人口減少具合なども踏まえて考えませんと高値掴みの危険性が大です。

一棟マンションや一棟アパートの購入が初めてだったり初心者の場合は穴場、狙い目!
という物件よりもずっと前から安定している手堅いと言われているエリアで探すことを大前提とし、その中から掘り出し物を選ぶことで高値掴みを回避出来ます。

■一棟マンションや一棟アパートの高値掴み購入をしなければ85%は成功確定

一棟マンションや一棟アパートの購入時の高値掴みは不動産投資の失敗を意味します。
何故なら売却時に投資分を回収しきれないからです。

家賃収入で回収しようとしても経年劣化・空室リスク・景気低迷・減価償却・税金と保有していたらいたでそこもケアして考えないとなりません。

ですので高値掴みさえしなければ適正な売却額である程度出口の計算が出来ますので、より角度の高い不動産投資が可能になります。

もっと言いますと凄く価値があるのに物凄く安く売り出されている一棟マンションや一棟アパートも中には出回ります。

本来このような掘り出し物と呼ばれる一棟マンションや一棟アパートは表には出てこずネットワーク内で売買されています。

このような本来の価値以下の価格で購入出来たら成功確率も更にアップいたします。

■まとめ

一棟マンションや一棟アパートを購入する際はまず高値掴みをしないことを心掛けましょう。
あなたさまは購入しなければ特に1円も出費することも損を被ることもございません。
しかし売却したい側やそれを仲介したい不動産屋さんは必ずじれてきます。

今後は消費税の増税前、東京オリンピック前などに数多くの一棟マンションや一棟アパートが売却に出され飽和状態になり価格も下がる、値下げ交渉が捗る状況になると予想されますので、購入希望者であるあなたさまが主導権を握れる可能性が増える相場になります。

このチャンスを逃さないよう、そして高値掴みはしないよう一棟マンションや一棟アパートの購入をしてまいりましょうね。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ