一棟マンションや一棟アパートの購入時に人気だけで判断は危険

2019/10/12
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一棟マンションや一棟アパートの購入時に今人気があるエリアだ、これで立地の選定はばっちりだ!という判断だけでは非常に危険です。交通の便も良くて東京都内の23区だし何がいけなかったんだろう…。と思うかも知れませんのでその落とし穴と更にチェックしなければならない一棟マンションや一棟アパートの立地選びのポイントをお伝えしてまいります。

■一棟マンションや一棟アパート購入時は駅近以外にも立地確認を

東京都内でそれも23区内で駅から徒歩10分圏内。
これだけ聞いたら「立地面では合格」と思わず言っちゃいそうですよね。

しかし落とし穴が23区の超人気エリアの一棟マンションや一棟アパートにもあったりするんです。
それらの例を挙げてみますので購入時の参考にしてください。

・接道義務を満たしていない

こちら一番気をつけてください。
昔に区画された土地に建てられているものですと大変です。

因みに接道義務とは都市計画区域内で建物を建てる場合には建築基準法で定められている4m以上の幅員がある道路に、2m以上接していなければならないというルールです。

老朽化による建て替えが出来ないので道路に設置している土地まで買収するしか方法がありません。

その安さに惹かれて購入を決めてしまうと後悔する可能性がありますのでリノベーション等で対応出来る一棟マンションや一棟アパートなのか、車を特に必要としないエリアなのか等を判断基準といたしましょう。

・地盤や地形に問題がある

0m地帯、埋立地、住宅密集地。
要はハザードマップで黄色や赤のエリアです。

例えば今回の台風19号で甚大な被害が出てしまった東京23区のエリアは今後敬遠される可能性があるかもしれません。

購入時は安くて済みますが売却時に価値が無くなってしまっていたり、保有している間に天災が起きたときに壊滅状態になる可能性が他のエリアより多くあります。

隅田川が溢れ遊歩道の手すりのところまで水が来ていました。
二子玉川でも車が水没していました。

■まとめ

他にも【建築条件付き】の一棟マンションや一棟アパートだったり住居専用の地域じゃなく準工業地域などと混在しているエリアは思ったよりも価値が上がらない傾向があります。

このように一棟マンションや一棟アパートを購入する際には区名や駅名、流行っているような感じがするだけの緩さで購入を決めるのではなく、しっかりとその背景を確認することが重要です。

不動産屋さんの経営方針によりけりでそれに正解も不正解もありませんが、購入をしてくれるなら特にそのようなリスクは気にしない。
という不動産屋さんも沢山いますので、最低限ご自身でリサーチすることが重要です。

かといって毎日お忙しい中でリサーチ仕切るのも無理がありますよね。
ご安心くださいませ。
そのようなあなたさまでしたらお気軽にお問い合わせフォームよりご相談くださいませ。

気になっている一棟マンションや一棟アパートの立地条件等をしっかりとお調べしてまいります。
一緒に頑張ってよりよい立地の一棟マンションや一棟アパートを手に入れましょうね。

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