一棟マンションや一棟アパートの購入はハザードマップも確認

2019/05/20
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一棟マンションや一棟アパートを購入される時の目安として価格、利回り、外観、築年数などはどなたでも注視するかと思いますが購入候補が何棟かあって迷っている場合はハザードマップを確認しより安全な地域の一棟マンションや一棟アパートを購入するようにしてください。

■安全性と実質の価値、両方を考えた購入

近い内に訪れると言われている南海トラフ巨大地震と首都直下地震。
自然相手ですので回避することは今の科学では100%不可能です。

大阪府北部の地震では老朽化した壁が倒壊し残念な事に幼い命が失われてしまいました。
せめてあなたさまが購入した一棟マンションや一棟アパートの近くではそのような二次災害、三次災害は出てほしくないと思いますので、まずは安全性を考えたエリアでの物件購入を視野に入れましょう。

そして地盤や立地的に安全性が確保された土地は価値があります。
価値のある土地に建てられた一棟マンションや一棟アパートの価値も下がりにくいです。

東日本大震災では浦安市などが液状化をおこし一棟マンションや一棟アパートの価格が3~4割ほど下落しました。
1億円で購入したとしたら6000万円程度の価値しか無くなってしまったということです。

また元水田や元沼地だったり埋立地も要注意。
何かあった時、そのような事態に巻き込まれたら確実に下落しますし誰も欲しくないどころか倒壊の危険性まで充分あります。

なので個人的には液状化・津波被害・緩い地盤・狭い路地で火災。
このようなエリアの一棟マンションや一棟アパートは出来るだけ避けたほうがリスク回避が出来ると考えます。

■いつも5年後を考えて一棟マンションや一棟アパートを購入しよう

私個人も含めて、また平和な明日が訪れると誰しもが思っています。
東日本大震災の時、私はイオンで買い物をしてレジで並んでいる真っ最中でした。

前日も当日も何も想像も出来ませんでした。
このように突然、自然災害は訪れます。

だったらいつ訪れても良いようにあなたさまが購入を考えている一棟マンションや一棟アパートは安全なエリアにしておいた方が良くありませんか?

「この一棟マンション凄く割安だな…」
「この一棟アパートなんでこんなに安いの?」

即決して購入の触手が伸びてしまうかもしれませんが一旦落ち着いてハザードマップを見ましょう。
そして東京建設局のホームページにいきますと
【東京の液状化予測図】

というものがございます。
荒川よりも右側は基本液状化になっているのが分かるかと思います。
今からあなたさまが一棟マンションや一棟アパートを購入するならば…。

この東京の液状化予測図を見た後はお気持ちが変わるのではないでしょうか。

■まとめ

私が一棟マンションや一棟アパートの販売会社やデベロッパーならこんな事は言いません。
「これからどんどん住民が増えて栄えますよ!」
「価値が高くなるので売却時もいいですよ!」

確かに何事も起こらなければそう言えます。
開発しつくした都心部よりも少し離れた東京都下の下町エリアなどはまだまだこれから価値が上がる率がございます。

しかし【率より勝ち】にこだわるならば山の手と呼ばれる地盤が安定した地域の一棟マンションや一棟アパートを購入することが安定した価値を保てますので【不動産投資の勝ち】がより近付きます。

不安定で一瞬上がった土地や今だけの流行の土地に建つ一棟マンションや一棟アパートを購入してしまうから5年後超の売却時に損をして負けて失敗してしまうのです。

成功するか失敗するか分からないのがギャンブルで、ロジックさえ解いていけば成功するのが不動産投資です。
あなたさまがこちらの記事をお読みになって納得されたなら是非ハザードマップや液状化予測図を確認し一棟マンションや一棟アパートの購入に役立ててくださいませ。

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