相場より安い一棟マンションや一棟アパートを購入した時の失敗事例

2019/08/30
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購入を考えているあなたさまからしたら不動産ポータルサイトでも不動産屋経由でもいいので周辺相場より明らかに安い一棟マンションや一棟アパートが売りに出されているという情報があれば直ぐにでも飛びつきたくなります。しかしちょっと待ってください。安いのにはワケが必ずあります。過去のお客様の失敗事例を交えながら相場よりも明らかに安い一棟マンションや一棟アパートにはこんな罠や落ち度やワケアリが隠されているということを認識いたしましょう。

■安いものには必ず理由があるのでそのワケを徹底解明しよう

いくら安い一棟マンションや一棟アパートを購入出来たからといって、購入後の運用に悪影響を及ぼす物件では元も子もありません。

運用益が狙える一棟マンションや一棟アパートを安く購入するには意味がございますが、今回のお客様は表面上の安さ、それ実はめちゃめちゃ高かったんじゃ…。

というお話になります。

・築年数結構いっててボロい

外観がボロいのは周知の事実で売り主さん側もだから大幅に安く値引きしていると。
しかしこのような非メンテナンスの一棟マンションや一棟アパートの場合、内部的なものも隠れているだけで確実に逝ってる可能性が大です。

階段類・郵便受け・防虫・防水・給湯設備、空室の内装などを隈無くチェックし購入後こちらで大規模修繕が必要となった場合の費用も考え本当に安くて掘り出し物物件なのかを判断いたしましょう。

・事件や事故物件、曰く付き

事件や事故物件、曰く付きの一棟マンションや一棟アパートですとどうしても家賃を安くしないとならない傾向があります。

また空室も埋まりにくく変な噂も立ちやすいです。
更に築年数が古いとなると収益を出すのも難しいので更地にして土地を売却し収益を出せるような感じでしたら購入を考えましょう。

・急激な人口流出が分かっている

弊社のある渋谷区などでは少ないですが高齢化が進むエリアや大きな工場の閉鎖が決まっているエリア、大学などの廃校や統合で移転が決まっているエリアなどは将来の見通しが悪く、いくら安く購入出来ても回収できない可能性があります。

購入前から5年後の未来が明るくないようでしたら安物買いの銭失いになってしまう可能性が大です。

■まとめ

上記が何も考えずに相場より安い一棟マンションや一棟アパートを購入した時のお客様の失敗事例になります。

一棟マンションや一棟アパートはとにかく高値掴みをするな!安い物件を購入しろ!
というのは間違っていませんがそれは
【将来性】【安定性】が見込めるエリアであり物件です。

今落ち着いていますが過疎地のレオパレスが破格で売りに出されていても購入してはいけないのと一緒です。

不動産投資ごっこがしてみたいなら安さだけでご自由に選び購入するのは構いませんが、【不動産投資家】として今後頑張っていきたい、成功したい。

ということでしたら最初のうちが肝心です。
きちんとした一棟マンションや一棟アパートを選び勝ち癖と自分なりのセオリーやロジック、自信を身に着けましょう。

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