見直そう!一棟マンションや一棟アパートの購入立地と水害危険性

2019/10/16
share

台風15号、台風19号と立て続けに東海~中部~関東~東北まで甚大な洪水・突風被害が出てしまった事は記憶に新しいと思います。一棟マンションや一棟アパート購入時の立地について大きく考えさせられるきっかけとなりました。今回のお話は一棟マンションや一棟アパートの購入立地と水害危険性を踏まえた上で見直しましょうというお話です。

■川の傍やゴルフ練習場の傍の一棟マンションや一棟アパート

は「絶対に購入しない」。
場合と
を「敢えて購入する」。

のメリットとデメリットを考えてまいりましょう。
台風21号も発生しましたし、来年も台風は直撃するか分からないですが必ず来ます。

そして決壊した堤防や溢れて弛くなった地盤などはたった1年間で完璧に治水工事が終わるでしょうか。

ここはかなりの疑問符がつきます。
今回の豪雨レベルで台風でなくても梅雨でも秋雨でも降ってしまえば同じ事が起こる可能性が非常に高いです。

・川の傍やゴルフ練習場の傍の一棟マンションや一棟アパートは購入しない

川の傍やゴルフ練習場の傍の一棟マンションや一棟アパートは購入しない方が無難です。
住民の補償問題や建物の修理やクリーニング費用が必要です。

その金額は莫大。
それなりの高額な火災保険に入っていなければかなりの被害になります。

でしたら、ハザードマップで洪水や冠水が起きそうなエリアや地域の一棟マンションや一棟アパートは購入しない方が精神衛生上良いかなと考えます。

・川の傍やゴルフ練習場の傍の一棟マンションや一棟アパートを購入しない

この先、徐々に川沿いやゴルフ練習場の傍の一棟マンションや一棟アパートは売却に出されると予測されます。

それもかなりの安い売却価格が予測されます。
火災保険の費用、今後立地と環境を嫌って退去する住民の数、入居者が集まらないので家賃を下げざるを得ないリスクを伝え更に安く購入出来る可能性が大です。

ビジネスとしてだけ考えるならば火災保険の費用や空室リスクと天秤を掛けてそれ以上に安ければ購入もありでしょう。

■まとめ

今回は今後一棟マンションや一棟アパートの購入選定に影響が出そうだったので予定を変更しお伝えしてみました。

一棟マンションや一棟アパートを購入するということは全てのメリットを享受する代わりに全てのデメリットも背負うという二面性を持っています。

いつも最悪の状況を想定した出口戦略を考えておくことによりダメージを最小限に留めることが出来たり、大ダメージを受けてもプラス収益で売却フィニッシュと出来る可能性も多々ございます。

川沿いや川近くの一棟マンションや一棟アパートを購入しようとお考えだったあなたさまは再考してみてください。

リスクを回避することで今度は高台にある安全圏の物件は価格が上がってくると思います。
非常に難しい判断となりますので、もしご不安なようでしたらお気軽にお問い合わせフォームよりお話お聞かせくださいませ。

一緒に頑張っていきましょうね。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ