一棟マンションや一棟アパートの新築購入のメリットとデメリット

一棟マンションや一棟アパートを購入して不動産投資をはじめようというあなたさま。基本的には利回りの高い中古の手頃な購入価格の一棟マンションや一棟アパートを選ぶと思うのですが新築は一体どうなのでしょうか。新築の一棟マンションや一棟アパートの購入についてお話してまいります。

■一棟マンションや一棟アパートの新築購入のメリットは？

ではメリットを見てまいりましょう。

色々な面で中古の一棟マンションや一棟アパートよりも新築のほうが上回っているメリットが沢山あります。

リフォームやハウスクリーニングの必要や大規模修繕も向こう10年間はいりません。
設備面も基本的には新築であればその時代の最新設備です。

このように何か価値をキープしたりする為の余計な出費や費用が要らない、いちいちチェックして気にしなくても良いと言うのが大きなメリットです。

またスタートを楽にしているのは新築の一棟マンションや一棟アパートの方が高い家賃にも関わらず入居者は計算出来ますので融資がおりやすいことも大きなメリットです。

中古の場合はいくら購入金額が安く、満室経営時の利回りが10%～20%などと景気の良い話を聞きますが所詮机上の空論です。

基本は空室ありき、家賃もどっかで下げたり、入居者募集の宣伝やリフォームに経費が掛かったりと想定外の出費が多いのも中古の特徴です。

新築の場合は購入価格が高いのでどうしても利回りが小さく低くなりますが、確実性があり計算が出来ます。

計算が出来れば今度はいつ売却すれば良いかという出口戦略も明確に立てられますのでお忙しいサラリーマン大家さんや副業大家さんにはおすすめです。

年々建材の性能は上がっていますし新しい技術も加わっていて耐震性能や耐火性能はレオパレスやダイワハウスのような手抜き工事をしなければかなり優秀です。

耐震性能・耐火性能に加え防音や断熱なども当然のことながら新築の一棟マンションや一棟アパートは築20年のものより優れていますしヘタっていません。

入居者の快適性を謳うことが叶いますので非常に大きなメリットです。
安い家賃を求める入居者を探すのではなく少し高くても良いから安心して綺麗に暮らしたいと願う富裕層の入居希望者にターゲットを絞った物件選びも良いかなと思います。

では続いてデメリットを見てまいりましょう。

当たり前なのですが新築というだけで非常に高額になるのが一棟マンションや一棟アパートの購入価格です。

気をつけなくてはいけないのが、立地や周辺環境が悪く今後数十年後には過疎っていたり家賃相場を確実に大幅減しないとダメなような回収不能なエリアの一棟マンションや一棟アパートも新築だとそれなりに高額です。

新築でも高値掴みは絶対にしてはいけません。
家賃の落ち幅が少ない人気のあるエリアや周辺環境を選びながら一棟マンションや一棟アパートの新築を購入していきましょう。

利回りの高い中古の一棟マンションや一棟アパートの場合は5年経過時で売却をすることで回収出来る出口戦略を立てるのでメンテナンスなどをやらなくても売り逃げが可能です。

しかし購入価格の高額な新築の一棟マンションや一棟アパートはより長く保有し家賃収入でローン残債を埋めていく必要があります。

より長く保有し高額売却が期待できるラインの年数などはまた今度お伝えしますが、保有期間が長くなれば必ず経年劣化が起こりますので大規模修繕からは逃げられません。

いかがでしたでしょうか。
ちょくちょく顔を出して管理人業務が行えるならば中古の一棟マンションや一棟アパートの方を購入した方が初期投資が少なくて済むような物件を選ぶのが良いかなと思います。

サラリーマン大家さんだったり主婦大家さんなど副業系や税金対策系の大家さんの場合は新築である程度放置してても数年間は全く問題なく廻る事が大きなメリットになると思います。

あなたさまが一棟マンションや一棟アパートを購入し不動産投資を始めようとしているならば新築or中古は慎重に考えてまいりましょう。

なかなか判断が難しいと思います。
そのような場合はお気軽にお問い合わせフォームよりお気軽にお話お聞かせくださいませ。
あなたさまが今どのような状況に置かれていらっしゃるかなどをヒアリングし新築と中古どちらがより成功しやすいかをお伝えしてまいります。

一緒に頑張っていきましょうね。