一棟マンションであれ一棟アパートであれ良く口癖のように言われるあるあるとしてその一棟不動産物件のオーナーになってから5年は所有してから売却しなさいというもの。税金の優遇差額であったり将来に対する見通しだったりと色々その5年一区切りというのは売却のタイミングであることは確かです。しかし呪文のように所有から5年経過したら売却しなきゃいけないと強迫観念に襲われていらっしゃるオーナー様も多々いらっしゃるので今回はそうじゃないんですよ。というお話をしてまいります。
■一棟マンションは所有5年超で売却ではなく売却の準備や一区切りのリスタート目安
最初に申し上げましたが何も一棟マンションの所有者になってから5年経過で売却しないととんでもない悪いことが起きるとか再起不能のダメージを受けてしまう…。
なんてことは全くありません。
1.税金が優遇されるので所有から5年以後が売却のタイミング。
2.ちょうどタイミングなので一度売却し利確してしまいましょう。
3.更に数年後の景気や地価は読みきれません。
4.売却しなくても大丈夫。但ししっかりと見直しをしよう。
5.売却の機会は損失はしませんか?
という事を一旦立ち止まって考える区切りが一棟マンションのオーナーになってから5年経過したこの時期だというだけです。
■では所有より5年超経過した一棟マンションはどうシミュレーションすればよいか
先程、売却はしなくてもいいので一旦立ち止まって考えましょう。
見直しましょう、リスタートしましょうということをお伝えいたしました。
具体的にどのようなシミュレーションや準備をすれば良いかをお伝えしてまいります。
【このまま運用して今後も利益が高そうか今売却した方が良さそうか】
たったこれだけです。
満室経営で入居者さんとは2年契約したばっかりでしたら契約期間が一斉に切れる頃にもう一度シミュレーションしても良いですし、もしかしたら次の契約を貰えないかもしれない…。
と感じるなら今のうちに売却してしまった方が売却査定額も今の方が確実に高いはずです。
東京オリンピックを来年に控えている今が5年超の経過時期ならば売却された方が純資産の増加の可能性は大きいと思いますし、今年一棟マンションのオーナーになったばかりでしたら5年間超はとりあえず様子を見て家賃収入で購入資金のローン返済や修繕積立費などの管理費に充ててまいりましょう。
大阪万博のある大阪エリアでしたら今後値上がりも想定されるので、東京の一棟マンションを売却し今度は大阪の一棟マンションを購入する。
などのプランニングも良いかなと思います。
■まとめ
当メディア一棟売却コンシェルジュの見解としましては5年超経過後もほぼ確実にこれからも利益を生み出してくれるという強い指標があるならば所有してから5年超で売却をする必要はないと思っております。
しかし再開発がある、人工が増える、巨大な集客施設が出来るなどの地域経済を動かすような発展がない限り東京であっても人口減少の予測が出ております。
あなたさまは今所有されている一棟マンションの売却どうしますか?
もし、凄く悩んでいる判断が難しいなどの場合は当メディアのお問い合わせより【無料カウンセリング】をお受けになってみてはいかがでしょうか。
既存の状況を一棟売却歴20年以上のキャリアを持つ不動産コンサルタントが多角的な視点より将来を見据えた的確なカウンセリングを行います。
売却するしないは別として心のモヤモヤは確実に解消出来ると思います。
心がスッキリすると判断も早くそして確実になりますので非常におすすめです!