新型コロナの影響も地方では終息に向かいつつあり、東京都や関東エリアでも検査数に差はあれば陽性者数は少しづつ減少をしています。そうなるとアフターコロナ時に不動産売却活動なども盛んになりますのでどんな一棟マンションやアパートがコロナ禍の中でも売却価格や価値を上げることが出来るのか考えてまいりましょう。
■立地や築年数は当たり前の事、今回は備品や設備面を考える
立地が良いことや周辺環境が良いことなどは当たり前の条件だといたします。
築年数が浅い方が当然売却価格は高くなります。
今回のお話はそういった基本のお話ではなく後付でも売却価格を少しでも高額にする為のテクニックなどをお話してまいります。
・宅配BOXやオートロック
一棟マンションではもう当たり前のようについていますが、アパートの場合はまだまだ普及が遅れています。
今回のコロナ禍、少し割高感がありましたが宅配BOXやオートロックが付いている一棟マンションやアパートからどんどん高額売却された記憶がございます。
接触リスクを避けたい、新型コロナに極力感染したくないという当然のニーズが売却価格にも反映された形です。
・密にならない非常階段
エレベーター、館内階段だけでも普段は充分ですが、今回重宝されたのは外に面した風通しの良い非常階段です。
万が一の火災などがあった場合も色々な避難ルートがあった方がいいので、付加価値としては高くなります。
・回線が太く早いインターネット無料
こちらも無料のところが既に多いですがステイホーム自粛やテレワーク増加の影響で一棟マンションやアパート自体の同時接続数が急激に増えました。
そのため安っちい回線のところは遅延やアクセス障害が発生したりしてクレーム対応に追われるオーナーもいたそうです。
逆にスイスイいくところは需要が増え、高額売却されているケースが多く見られました。
■まとめ
外の非常階段は無理だとしても宅配BOXやインターネット回線くらいはどうにかなるハズです。
その他にも安心して入居者が住み続けられる仕組みや設備を整えていけばいくほど空室はなくなりますし、家賃水準も他の一棟マンションやアパートより下げなくても大丈夫になります。
もし、定期的に館内の掃除を頼んでいたり常駐しているならばその清掃員にもマスクや手袋を徹底させるなどクリーンなイメージを持たせてみてください。
ただの上下の黒ずんだ作業服では逆に不衛生なイメージを与え一棟マンションやアパートの価値を落としてしまいます。
管理費を1000円上乗せしても良いと思いますので、そのようなイメージ戦略を施すだけで1000円以上の価値を生むと思います。
国難の今、逆に言えばニーズを的確に見極め搭載すればその価値は跳ね上がります。
簡単に諦めないで何かあなたさまの保有している一棟マンションやアパートの売却価格が上がるような施策を練ってみてください。
「自分ひとりじゃどうしても思い浮かばない…」
そのようなお悩みを抱えているあなたさま。
お気軽にお問い合わせフォームよりお話お聞かせくださいませ。
少しでも高額売却出来るよう一緒に頑張っていきましょうね!