一棟マンションやアパートを購入失敗してしまうと基本的には利益は出せず売却してもローン残債が残りマイナスフィニッシュという形になることが多いです。そんな購入失敗した一棟マンションやアパートの高額売却方法はあるのでしょうか?打てる手立てをご紹介してまいります。
■少しでも高額売却する為の手立てとは?
購入失敗した一棟マンションやアパートの定義の大前提として【高値掴み】です。
高値掴みとは「相場よりも価値のない物件に高い金を支払って購入した」ことを言います。
当然、期待する利回りや売却益は得られないのが常で「不動産投資の失敗」を意味します。
しかし、そうは言ってもなんとか逆転満塁ホームランを打ちたいものです。
出来るだけ高値掴みをしてしまった一棟マンションやアパートを少しでも高額売却する為の手立ては下記になります。
既に【立地】【周辺環境】は失敗していると仮定いたします。
それ以外でなんとかならないかを探っていきます。
1.売却時期を検討する
いつ売却してもいい訳ではなく、立地や周辺環境が悪くても需要のある時期や景気の善し悪しによっても売却価格は変動いたします。
この先、再開発などが行われるか人口増加率予測はどうかなどをしっかりと確認いたしましょう。
2.家賃設定を見直し相場に合わせ空室を埋める
家賃は高すぎても安すぎてもいけません。
相場に合わせてまずは満室にし確実な利回りを目指します。
もし今ガラガラな空室だらけでしたら家賃設定を見直す必要があります。
同じような築年数、駅徒歩、間取りなどもしかしたら強気すぎる家賃設定のままかもしれません。
3.管理状態を上げていく
1日2日ではどうにもならないでしょう。
まずは清掃や修理など細かいところをケアし最後に大規模修繕などで逆転を狙いましょう。
管理状態が良ければ同額家賃の場合、あなたさまの一棟マンションやアパートを入居希望者は天秤を掛けて選んでくれるでしょう。
4.出来る不動産屋と出会おう
あなたさまに高値掴みをさせた当時の売却側の不動産屋さんがいます。
今度はあなたさまが他の方へ高値掴みをさせる番です。
騙すのは忍びないですがそれは不動産投資ですので仕方がありません。
一棟マンションやアパートの売却に長けた不動産屋であれば同様のケースでの売却経験も豊富なので少しでも高額売却出来る可能性が高まります。
5.再度の売却査定
もしかしたら売却査定額が間違っている可能性があります。
あと100万円でも売却価格が上がればそれだけでもマイナスでは終わらない可能性が増えます。
もう一度、色々な不動産屋さんに売却査定をしてもらうこともひとつの手です。
■まとめ
一棟マンションやアパートの売却価格を決定する最大の要因である【立地】と【周辺環境】がどうにも出来ないので、爆発的な上乗せはハッキリ言って無理です。
万が一、可能性があるとしたら当時のあなたさま同様に相場を見誤ってしまった方に売却するしかありません。
このまま売却してもローン残債が残ってしまう…。
というあなたさまはまず【チャラライン】を目標程度に高額売却を目指してみましょう。
一緒に頑張って高額売却を叶えていきましょうね。