2020年に一棟マンションや一棟アパートの売却を成功させるには

2019/12/23
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新国立競技場もこけら落としが先日行われいよいよ2020年東京オリンピックイヤーを迎えようとしています。オリンピック前に一棟マンションや一棟アパートを売却しようとしていたあなたさま、来年に初めて売却を検討しているあなたさまなどいろいろいらっしゃるかと思いますが2020年は一棟マンションや一棟アパートの売却市場においてどのような年になってくるでしょうか。

■売却を急ぐ場合と急がない場合を見極めよう

2020年には東京オリンピックという一大イベントがあります。
交通網が整備され、色々な商業施設はリニューアルや新規建築が行われ、そうやって便利で綺麗で治安がよくなれば人が集まり一棟マンションや一棟アパートの需要も高まります。

それらを見越し予測して日本のみならず海外の不動産投資家もこぞって日本の一棟マンションや一棟アパートを購入し売却価格はそれに比例し高額水準となっていました。

しかしそれも今年までのお話。
今から積極的に購入していく不動産投資家は減っていくと思います。

それも素人さんや初心者さんの購入が減り、財務状況が安定しているやり手の交渉上手な購入者だけが残っていくと想定されます。

「早く売却しなければ売却価格が下がりそう」
「早く売却しようとしたら足元見られて買い叩かれそう」

このようなマインドに陥ると八方塞がりです。
では、どういった売却計画をしていけば良いでしょうか。

■保有している一棟マンションや一棟アパートの価値を見極める

確かにオリンピック特需やオリンピック景気などの影響で本来の地価価値以上に高額となり売却成功したケースも多々ございます。

しかしそのフィーバータイムはもう終わりです。
今回はそれを想定しつつ売却を急ぐか焦らず待つかの判断方法をお伝えしてまいります。

【売却を急ぐ方が成功しやすい場合】

・明らかにオリンピックフィーバーに便乗してしまった場合
あなたさまが今冷静に考えてその価格で購入をするか。
運用具合、立地、建物の劣化など多角的に判断し割高だなと感じたら今のうちに売却をしてしまいましょう。

オリンピック後に一気に下落する可能性も捨てきれません。

【売却を焦らない方が成功する場合】

・立地、周辺環境、満室運営、が理想的で地価価値安定の場合
東京オリンピックがあってもなくても人気エリアだったり地価価値が安定していたり、人口が増えていたり、築年数や経年劣化具合がほどほどだったりする場合はわざわざ下落ムードの時に売却するのではなく一旦落ち着くまでそのまま運用いたしましょう。

そして次の時代や流れに入った時によっぽどのことがなければ安定してきますので、その時が高額売却のタイミングです。

■まとめ

単刀直入に申し上げますと、東京オリンピックだからと今考えたら高値掴みをさせられてしまった一棟マンションや一棟アパートは価値がまだあるうちに売却を急ぎ、東京オリンピックが例えなくても成長エリアだったり成長見込み大のエリアの一棟マンションや一棟アパートは様子を見る。

という流れで今現在はよろしいかなと思います。

そうは言ってもあなたさまの保有している一棟マンションや一棟アパートは一体どうなんだろう…。
というご不安もあるかと思います。

そのような場合はお気軽にお問い合わせフォームよりお悩みお聞かせくださいませ。
受け売りやマニュアルではなく、しっかりと一棟一棟きちんと状況精査しご進言してまいります。

一緒に頑張っていきましょうね。

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