築年数の古い一棟マンションや一棟アパートの高額売却は無理?

2019/09/17
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築年数の古い一棟マンションや一棟アパートを所有されているあなたさま。なんとか高額売却して売り抜けたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし売却査定に出しても分かっちゃいるけどイマイチな査定額しか…。高額売却は本当に無理なのかを色々な観点から見ていきたいと思います。

■高額売却は不可能ではないけどかなり厳しいのが実情

一棟マンションや一棟アパートは一般的に築20年程度でその物件の資産価値が下げ止まる傾向が多いです。

その時の資産価値は新築時の30~50%程度の価値しかなくなってしまうのが通常ですので管理費や修繕費が重くのしかかってきます。

また当然の事ながら一棟マンションや一棟アパートは経年劣化しますので法律で法定耐用年数というものが定められており税務上の耐用年数はコンクリート造の建物で47年・木造住宅で22年となります。

それだけ古い築年数の経過した一棟マンションや一棟アパートですので
・防火や、耐震基準が最新の法律に適合していない
・断熱性や遮音性が足りない
・間取りがトレンドにあっていない
・家賃も安いと予測されるので回収の見通しも厳しく融資も降りにくい

という事が挙げられ一筋縄では高額売却は難しいと言っても良いでしょう。

■立地に優れている場合が多いのが築年数の古い一棟マンションや一棟アパート

それだけ昔から建っているということは立地が良いからずっとその場に居られている。
というケースが非常に多いです。

資産家の相続物件の一棟マンションや一棟アパートなどがこれに当てはまります。

また再開発が決まりどうしても道路を広げなければならない、飛び地になるから一緒に購入したいという場合もあり、一棟マンションや一棟アパートとして高額売却が出来るのではなく立ち退き料と土地の価値だけで尋常じゃない金額で売却が出来る場合がございます。

因みに弊社が担当させていただいている世田谷区~目黒区では住宅街のど真ん中を新道路が敷かれる為に東京都がかなり高額で購入をしていました。

場所によっては駐車場1台分で700~800万円くらいでした。

このように土地に価値がありそうな立地が良い一棟マンションや一棟アパートの場合は、大規模修繕・建て替え・更地をチョイスすることで驚愕の売却額になる可能性もございます。

築年数の古いままで売却するくらいでしたら大規模修繕・建て替え・更地と天秤に掛けてより大きく回収出来る方を選ぶのも良い手だと思います。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
築年数の古い一棟マンションや一棟アパートが高額売却出来ない、値下げしても全然売却出来ない…ということでしたら大規模修繕・建て替え・更地にした場合の運用や売却シュミレーションもしてみてください。

立地によってはびっくりするくらいの高額売却が可能となり大きな収益を得ることが出来るようになります。

これまで何度もそのような一発逆転劇をみてまいりました。
あなたさまの築年数の古い一棟マンションや一棟アパートがどうやって生まれ変わって新たな価値を見出していけるのかを弊社に是非査定させて戴けましたら幸いでございます。

一緒に頑張って一発逆転しましょうね。

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