一棟マンション売却時に高額査定を受けた際に冷静に考える事

2019/06/07
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一棟マンションや一棟アパートの売却査定を不動産屋さんや不動産コンサルタントにしてもらうと思いますが、出来ることならより高額な売却査定をしてくれた所に依頼したくなるものですよね。しかし真に受けて浮かれてはいけません、今回はそのような時にどうやって冷静に考え判断していくかをお伝えしてまいります。

■高額な売却査定額イコール実際の売却額ではない

売却査定を高額で算出するには色々な理由があります。
それは一見テクニックとも言えますし罠とも言えます。

・とりあえず囲い込む為に割高で売却査定を高額で出す

不動産屋や不動産コンサルタントは媒介契約を結んでいただかない事には商談や取引に参加することが出来ませんので、一種の囮や餌として高額での売却査定を一旦出し、媒介契約を結んだ後に難癖をつけ値下げを促す場合があります。

・交渉面で有利な独自視点や自信があるので売却査定を高額で出す

今まで沢山の一棟マンションや一棟アパートの売却に携わって来た経験や知識から今の相場で今の市場でこの物件なら高額売却出来る!
という交渉面で有利な独自視点や自信があるので売却査定を高額で出す場合があります。

・力不足で売却査定額をミスって高額で出してしまった

単純にその不動産屋さんや不動産コンサルタントが目利きを失敗しより割高、より高額で売却査定を出してしまう場合があります。
当然、ぬか喜びで終わってしまいます。

■売却査定額で何をどこを見て判断するべきなのか

あなたさまの一棟マンションや一棟アパートの規模感にもよりますが100万円単位で売却査定額が開いてたらなんでこんなに差があるんだろう…。
と考えますよね。

売却査定額で見るべきポイントは不動産屋や不動産コンサルタントの力です。
例えば、なんとなくのトークや勢いだけで売却査定額を高額で出しているのか、色々な角度から紐解いて高額で出しているのか。

数値化により安く売却査定をしたのか、気づかなかった落ち度を見つけて安く売却査定をしたのか。

ここはあなたさまとの相性もあるのですが、プラス面を優先する手法とマイナスのリスクを回避する手法がそれぞれ不動産屋や不動産コンサルタント毎に違います。

交渉術にとんでもない自信と実績があれば高額な売却査定額に合点がいきますよね。
反対に値下げ値下げとなるのがあなたさまの負担だと考えリアルで現実的な視点から安く見えてしまう(本当は現実路線)売却査定額を出す場合もあります。

■まとめ

以上の点から一棟マンションや一棟アパートの高額売却査定に一喜一憂するのではなく、本当の価値を判断したり不動産屋や不動産コンサルタントの選ぶ基準としたりする必要があります。

ここも一棟マンションや一棟アパートの売却で成功か失敗かを分ける大きなターニングポイントとなるので気をつけて冷静な判断をいたしましょう。

あなたさまが一棟マンションや一棟アパートの売却査定をしてもらい高額でも安価でもご不安を抱いてしまった場合はお気軽に当メディアのお問い合わせより売却査定希望の旨、ご相談くださいませ。

あなたさまのセカンドオピニオン・サードオピニオンとして公平な目利きで売却査定額を算出させて戴きます。

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