相続一棟マンションの共有名義は売却時のトラブルの元

2019/03/16
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昨今では一棟アパートや一棟マンションの相続に関する情報もインターネットで手軽に手に入る時代になり共有名義は売却時のトラブルの元になるので生前に処理しましょう。的なスローガンが当たり前になっていますのであなたさま世代は問題ないですが親御さん世代はどうでしょうか。相続時の一棟売却トラブルにならぬよう今回のブログを参考に親御さんを優しくサポートしていきましょう。

■親心故の一棟マンションや一棟アパート相続の売却トラブルが多い

「息子兄弟や娘兄弟に相続してやれる財産が一棟マンションしかない」
「共有名義にして私が亡くなった後も仲良くして欲しい」
「子供達への愛情は平等だから」

そんな想いを胸に親御さんはせっかく一棟アパートや一棟マンションを共有名義で相続をしてくれようとしております。

しかしそんな親心を無駄にするような血肉を争う不動産相続トラブルが頻発しているのも事実です。
ではどういったトラブルが起こるのでしょうか。

「父親が残してくれた一棟マンションだから売却せずこのまま運用していく」
「一棟マンションの運用なんて素人には無理!売却して現金化したい」

こうゆうケースが一棟マンションや一棟マンションを相続された方のトラブルやお悩みで非常に多いのが特徴です。
今、このブログを読んでビクッとされたあなたさま。
今現在・将来的にこのケースにあてはまっているのならば早々に解決いたしましょう。

■相続された一棟マンションや一棟アパート売却の理想的なトラブル解決

血の繋がっている兄弟や姉妹、親戚などトラブルが起これば他人以上に憎悪が渦巻き凄惨な事件が起きているのも周知な事実。
決して脅してはなく裁判沙汰で絶縁なんていうのはザラです。

これではせっかく一棟アパートや一棟マンションという財産を相続させてくれた親御さんの想いを反故にしています。
そうならぬよう解決策を考えてまいりましょう。

・生前に親御さんと相続人を集めて冷静に話し合い解決

一棟アパートや一棟マンションをお持ちの親御さんは子供達の相続トラブルを防ぐことが最後の子育てといっても過言ではありません。
一棟しかない場合は先に売却をしてしまい現金を相続させましょう。

当初の話で共有名義でこのまま一棟アパートや一棟マンションを継いでいく。
という意志があってもこの先どうなるか分かりません。

・一棟アパートや一棟マンションの売却、現金化を希望している側に先払いする

兄はこのまま親御さんが残した一棟アパートや一棟マンションを売却せずに継いでいきたい。
弟は売却して現金化して自宅のローンに充てたい。
等のケースも相当数いらっしゃりトラブルの元になっています。

その場合、現在の売却査定額の相続分を先に弟に支払い共有名義を辞めることでトラブルを回避出来ます。
その際、今後地価高騰や地価下落で兄名義になった一棟アパートや一棟マンションの価値が上下してもお互い異議申立てや文句、請求はしないという覚書を弁護士など法的な効力を持たせた元に一筆書き記す事が重要です。

■まとめ

一棟アパートや一棟マンションをせっかく親御さんから相続させて貰ったのに骨肉の争いになるなんてナンセンスです。
当メディアを始め多くの書籍やWEBサイトで注意喚起を出しているのですがトラブルが後を絶ちません。

特に一棟アパートや一棟マンションの相続となりますと金額も大きいので余計にトラブルが大きくなりがちです。
その為にはまず共有名義を辞める。
親御さんは生前に現金化するなりの対策をして残されたご子息や親類が売却問題で骨肉の争いをすることを防ぎましょう。

「今は大丈夫…。でもこれから不安だ…。」
という一棟アパートや一棟マンションを相続予定があるあなたさま。
実際に一棟アパートや一棟マンションを既に相続され売却に悩んでいたり困っているあなたさま。

「実はもう既にトラブルになってしまっていて…」
と一棟アパートや一棟マンションの相続トラブルに巻き込まれているあなたさま。

当メディアを運営いたします東京アセット株式会社では一棟売却歴20年以上の不動産コンサルタントが今まで数々の一棟売却トラブルを解決してまいりました。
必ずや平穏な生活を取り戻してみせますのでまずはお悩みお気軽にお聞かせくださいませ。

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