一棟マンションや一棟アパートの売却をする前に満室にすると買い主サイドから余計な値下げ交渉をさげられるどころか逆に強気での交渉が可能です。そこに更に数千円から1万円程度の家賃アップを敢行し更に売却価値を高めるという施策もございます。家賃平均が7.8万円の10万円以下の一棟マンションや一棟アパートの場合は難しいですが家賃15万円以上の一棟マンションなどでは数千円～1万円程度の家賃アップもさほど影響はありません。
■家賃アップが一棟マンションや一棟アパートの売却に与える影響
まず大前提として立地条件が整っているということが挙げられます。
駅より徒歩10分以上や渋谷や新宿などの多路線が乗り入れているターミナル駅より30分以上離れていると値下げ要素のほうが多くなってしまいます。
上記に当てはまらない立地条件が良い一棟マンションや一棟アパートは売却をするのであれば積極的に家賃を上げていきましょう。
あなたさまが保有している一棟マンションや一棟アパートの規模や部屋数にもよりますが1万円程度の家賃アップをするだけで売却査定額や実際の売却額が100万円～以上変わった事例もございます。
確かに意味もなく家賃アップをしてしまいますと契約更新が得られなかったり途中解約の可能性もございますので契約更新のタイミングでしたり契約で決められた告知ライミングを守って既存の入居者には伝えるようにいたしましょう。
またその際は多少なりと新規で入居する方と同等のメリットも既存の入居者の皆様には享受する必要がございます。
そのメリットにつきましては次項にてご紹介いたします。
■家賃アップをした際のメリットを考え一棟マンションや一棟アパートの売却額をアップ
部屋数などの規模にもよりますが10000円程度の家賃アップにより一棟マンションや一棟アパートの売却査定額や実際の売却額が100万円～以上変わった事例もございますとお伝えいたしました。
しかし闇雲に家賃のアップをしても契約解除や契約更新を得られぬまま空室が続く危険性がございます。
立地条件だけでなく外観が綺麗だったりデザイナーズぽかったりお部屋が綺麗にリフォームされているなどのメリット、家賃アップに値する価値を提供しなくてはなりません。
では考えられるメリットとは具体的にどんなものがあるでしょうか。
満室にするという目的もせっかくなので兼ねていきましょう。
・フリーレント
1ヶ月～3ヶ月程度の期間、家賃を無料にするというサービスで満室を目指します。
中には特殊な方もいらっしゃいますが引っ越しを短期間でするのは非常に大変ですので、よっぽどのことが無ければ正式契約に至ってくれるでしょう。
・家財道具一式サービス
ベッドや電化製品一式が最初から揃えられており体ひとつで入居が可能という身軽さや手軽さがウケており一式揃えたらいくら掛かる？
という総額と家賃のバランス次第、訴求次第ではこちらも十二分に魅力的なので入居が見込めます。
■まとめ
一棟マンションや一棟アパートの売却をする為に家賃アップをするという事は非常に勇気が要ります。
もしかしたら途中解約をされてしまい空室が逆に増えてしまう可能性もあります。
ですので衝動的に行うのではなくしっかりと信頼のおける不動産屋さんや不動産コンサルタントと相談をじっくりしてください。
特に立地条件やあなたさまが保有されている一棟マンションや一棟アパートの周辺エリアの状況に詳しい不動産屋さんや不動産コンサルタントでないと見誤る可能性もあるのでその点はお気をつけくださいませ。
東京都や渋谷区、恵比寿や広尾周辺エリアの一棟マンションや一棟アパートの状況でございましたら当メディア一棟売却コンシェルジュにお任せくださいませ。
あなたさまの保有されている一棟マンションや一棟アパートの高額売却戦略は是非お任せ戴けましたら幸いでございます。
