一棟アパートや一棟マンション売却時のよくあるトラブル例

2019/03/14
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一棟アパートや一棟マンションを初めて売却しようとお考えになっているあなたさま、今後相続などで一棟アパートや一棟マンションが自分に相続されることが決まっているあなたさま。ヤフオクやメルカリで売却するのとワケ違いますのでよくあるトラブル事例を先に覚えておき、そのような場面に出くわさないよう注意すること並びに万が一出くわしてしまっても対処出来る方法を今から考えておきましょう。

■一棟アパートや一棟マンション売却時のよくあるトラブル事例

トラブルは前準備、下準備で回避出来る物が多いです。
あなたさまだったらどう回避していくかを考えながらチェックしてみてください。

・不動産屋さんや不動産コンサルタントからの値下げ要求が酷い

一番最初に売却査定額を出したハズなのに1度だけではなく何度も何度も値下げ要求をしてきたり、決めた売却額以下では売らないと伝えているにも関わらずかけ離れた売却額でも持ちかけて来る不動産屋さんや不動産コンサルタントがいます。

これは相場や不動産価値を査定ミスをした場合、契約更新期日が迫っている場合、とにかく実績や成績が欲しい場合によく起こるトラブルです。
「まぁ…仕方ないか…」とお優しい売り主様が多いのでこうゆうケースが起こってしまうので契約事項の中にこのような値下げ要求をしてきたら契約解除する要項を入れておいても良いかも知れません。

・不動産屋さんや不動産コンサルタントとの連絡が上手く取れない

あなたさまご自身からグイグイ行く性格でなければ、それに初めての一棟アパートや一棟マンションの売却ならばなおさらルールや定石、慣習なども分かりません。

連絡頻度をもっと増やしてもいいのか、それともウザがられて売却出来なくなってしまうのではないか等、色々と考えてしまったりイライラしてしまうこともあるかと思います。

本来であれば1週間に1度お電話やメールで状況報告や進捗報告をする程度が良いかも知れませんが頻度の物差しは十人十色です。
あなたさまがご不安にならない常識の範囲内で契約時に連絡頻度に付いても掲載するのが良いと思います。

・内覧時に買い主さんとの安易な口約束

もし買い主になる予定の方が内覧をしたいと希望されその場にあなたさまが同席した場合、安易な口約束は絶対に止めましょう。

レコーダー等で言質を取られていたら相当不利な展開も予想されますので、その場のノリや売却したい一新で軽い返答をしてはいけません。

あの時、言った言わないのトラブルが結構多いのであなたさまが同席しなくても媒介契約をしている不動産屋さんや不動産コンサルタントにも同じ様に軽口は叩かせない事が必要です。

・リスクの未記載

線路が近く電車が通る、学校や幼稚園などがあって生活音がする等は内覧時に明らかに分かることですが知らぬ存ぜぬでは済まされないトラブルが予測される住民が住んでいる等もしっかりと記載し売却額を少し下げるなど工夫をし落とし所を見つけるのが良いかと思います。

隠しておいて知らぬ存ぜぬの場合、トラブルに発展する可能性が大です。
それならば先に伝えた方が買い主側も値下げと引き換えにリスクを知った上で納得して売却に応じてくれますので気持ちの良い一棟売却が出来るかと思います。

■まとめ

不動産投資の利確にしろ相続にしろ初めての一棟アパートや一棟マンションの売却には不安と同時にトラブルがつきものです。
外野であったりすれば直ぐに分かりそうな事ですが当事者となると色々と他にも考えたり思慮したりするものがあるのでプチパニック状態になってしまう方も大勢いらっしゃいます。

またあなたさま御自身で出来ることも限界がありますし、あなたさまでなければ出来ないことも沢山ございます。
ですのでそのような場合はまず【信頼のできる優秀な不動産屋や不動産コンサルタント選び】が重要です。

もしあなたさまがまだそのような不動産屋や不動産コンサルタントと出会えていない…。
今の不動産屋や不動産コンサルタントに不安と不満を感じている…。
ということでしたら一度、当メディアのお問い合わせよりお悩みお聞かせくださいませ。

あなたさまの強い味方にきっとなれると自負しております。

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