一棟マンションや一棟アパートを購入する際、居住スペースの区分家賃収入だけでなく他の部分でも収益を上げる事が出来たら利回りが10%を大幅に超えて来る可能性も十二分にございます。今回は一棟マンションや一棟アパート購入時の違った視点から見た購入ノウハウやテクニックをお伝えしてまいります。
■一棟マンションや一棟アパートに潜む隠れた付加価値を探そう
そう言われてもピンと来ない方もいらっしゃるかと思います。
単純に立地面や入居率、家賃設定、周辺環境、築年数や設備、外観などをくまなくチェックしそれが相場以下なら購入。
相場以上なら交渉して相場通りの額で購入する。
というのが一般的です。
単純に満室ならば利回りMAX。
空室が増えれば利回りDAWN。
というのが今までのセオリーですがライフスタイルも変わって来たのでこんな一棟マンションや一棟アパートを狙ってみたり、購入後に活用してみてはいかがでしょうか。
・空き駐車場をコインパーキングやトランクルームへ
昔とは違い車を持たない入居者が増え、併設の駐車場スペースもガラガラになっている一棟マンションや一棟アパートをよく見掛けます。
最近ではそこをカーシェア&コインパーキングに作り変えて有効利用し入居者からの家賃収入だけでなく外部の利用者から収益を上げる手法がおすすめです。
カーシェアはファミリー層が多く住む住宅街や学生が住む住宅地に良くマッチングし、商業施設やイベントスペースなどが多いエリアは駐車場がよく利用される傾向にあり毎月の収益の上乗せや補填をしてくれます。
・太陽光パネル付き
最初から太陽光パネルのついている一棟マンションや一棟アパートを購入することで、共有部分の電力費用を賄う事が可能です。
経費を削減できるので実質の利回りアップの要因となります。
ひとつ注意点としてあまりにも古いタイプの太陽光パネルは逆に効率が悪いので調べましょう。
最新型の場合は小さくても沢山効率よく発電が出来ますので非常におすすめとなっております。
・テナントをトランクルームへ
テナントが1階にある一棟マンションなども見掛けます。
テナントに入居があるとその分高額になるので逆に空っぽの状態で安く購入する為の材料にしてはいかがでしょうか。
その後、テナントの募集をしてもいいですし、広さや間取り入居者のニーズをリサーチしコインランドリーやトランクルームにしても安定した収入が得られるでしょう。
おすすめはトランクルーム、その次にカフェ付きコインランドリーです。
■まとめ
空室があってもそれをまかなえたり、満室であれば収益を上乗せ出来るような体制を整えておくことでリスクヘッジが可能です。
ローン返済もより楽になりますし、手残りも多くなります。
売却時も付加価値をウリに出来るので帳簿はしっかりとつけておきましょう。
多少建物自体が古くなっても高額で売却できる可能性が大です。
目ぼしい一棟マンションや一棟アパートがない場合はこのような一癖ある一棟マンションや一棟アパートも購入視野にいれますと、より不動産投資の幅が広がり他者より一歩先にいけますので。
一緒に頑張ってより確実に成功へと歩んで行きましょう!