一棟マンションや一棟アパートの購入を失敗してしまった事例vol.2

2019/07/31
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前回のvol.1の一棟マンションや一棟アパートの購入を失敗してしまった事例では価値のない物件を購入するハメになると失敗、自己資金を最低でも購入価格の10%いれないと失敗する可能性が高いことを実際のお客様事例としてお伝えいたしました。まだまだお客様の失敗事例がございますのでご参考にして戴き反面教師としてくださいませ。

■高い金利で融資を持ちかけられローンを組み失敗

史上空前の低金利の中、銀行もビジネスですのでなんとか儲け口を確保しないといけません。
そこで今緩くなっているのが不動産投資家への融資です。
銀行では一律のローン金利ルールや法律がないのでその銀行毎に独自色を出しあの手この手でサービス展開をしています。

ここで!高い金利でローンを組んでしまいますと資金繰りを圧迫します。
因みにローン金利の導き出し方を簡易で説明いたしますと…

・一棟マンションや一棟アパートの評価(買おうとしている物件)
・あなたさまのの属性(公務員とか自営業とか大企業とか)
・あなたさまの資産状況(持ち家や土地、株券や他の金融資産とか)

上記を徹底的に調べられて返済出来る範囲やその中から儲けも乗せつつ決まります。
ですので、あなたさまの属性や資産状況、物件は1日2日では何も状況変わりませんよね。

ということは銀行の指針や担当者の目利き次第ということです。
なので出来るだけ多くの銀行を廻り一番良い条件の銀行から融資を受けるようにすると金利での失敗が少なくなります。

■購入後のリスクが描けておらず甘く見て失敗

これは一棟マンションや一棟アパートの購入を失敗した事と全てかぶるわけではないですが、一連の失敗の流れですのでお伝えしておきます。

誰しもが完璧になどリスクを読み取れるとは思いませんし、リスクばかりに捕らわれていてはチャンスすら掴めません。

しかしこうなったらこうする。
こうなった時の為に数値目標や数値設定をこうして被害を最小限に食い止める。
程度のリスクマネジメントはしておくべきです。

では一棟マンションや一棟アパートを購入することでどのようなリスクがあるかみてまいりましょう。

・空室リスク

当然ながら売却までの間、フルで満室の可能性は限りなくゼロに近いです。
引っ越しなどあれば半月~1ヶ月は最低でも空室になってしまいますので必ず空室リスクは対策を考えておきましょう。

・地震などの天災、火災などの人災リスク

考えたくは無いですが事件が起こると治安を案じて引っ越してしまう方も多く居ますし、お亡くなりになると事故物件として家賃を大幅に下げなくてはならなくなります。
保険などでカバー出来るようにしておきましょう。

・家賃の下落リスク

空室リスクと似ていますが建物の劣化や設備が充実していないと周辺の同レベルの物件と比べられた場合家賃を下げないと空室だらけになる可能性がありますので、気をつけつつ対策も進めましょう。

他にも周辺に新築の一棟マンションや一棟アパートが建つ、景気が悪くなって地価が下落などのリスクがございますので備えあれば憂いなしでまいりましょう。

■まとめ

今回の一棟マンションや一棟アパートの購入におけるお客様の失敗事例から
・高い金利でローンは危険!複数の銀行から有利な融資を受ける
・購入後も不動産投資は終わらない予めのリスクも見越して購入

することが一棟マンションや一棟アパート購入の不動産投資の失敗確率を下げることが分かりました。

失敗の確率を下げれば自ずとベクトルは成功へと向かってまいります。

・価値のある一棟マンションや一棟アパートを購入すること
・自己資金、頭金を出来るだけ多く用意することで最低でも物件価格の1/10
に続き
・高い金利でローンは危険!複数の銀行から有利な融資を受ける
・購入後も不動産投資は終わらない予めのリスクも見越して購入

ひとつづつ反面教師にしていけば、なんだか上手くいく自信がついてきませんか?
そうです。怠らなければ大丈夫です。
これからも一緒に頑張っていきましょうね。

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