ローン残債のある一棟アパートのスムーズな売却の方法は

ローン残債のある一棟アパートのスムーズな売却の方法は

2024/04/05
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一棟アパートを売却する場合、ローン残債がある場合は、まずその返済を済ませる必要があります。しかし、まとまった資金を用意できない場合は、ローン残債があるまま売却することも可能です。ここでは、ローン残債のある一棟アパートをスムーズに売却するための方法を解説します。

ローン残債のある一棟アパート売却方法

ローン残債=抵当権なので売却時にちょっと面倒だったりします。
今すぐ買いたいという不動産投資家さんによっては渋る可能性もあります。
以下に売却方法を色々と書きだしてみましたのでご参考にしてみてください。

1. 一括返済

手元に十分な資金がある場合は、ローンを一括返済してから売却するのが最もスムーズな方法です。

ローン残債を全て返済することで、抵当権を抹消することができます。
抵当権が抹消されると、買主にとっては購入手続きが簡便になり、スムーズに取引を進めることができます。
一括返済することで、売却価格を高く設定できる可能性があります。

2. 任意売却

ローン残債がある状態で売却する方法です。買主がローン残債を引き継ぎ、残りの金額を売主に支払います。

金融機関の同意が必要となります。
金融機関によっては、任意売却に協力するための条件を提示する場合があります。
売却価格は、一括返済する場合よりも低くなる可能性があります。

3. 特例売却

所有者が入居者募集などの努力をしたにもかかわらず、空室が多くて売却が困難な場合に利用できる制度です。

ローン残債を大幅に減額できる可能性があります。
売却価格は、一括返済する場合や任意売却する場合よりも低くなります。
条件を満たす物件が限られているため、利用できるかどうかは要確認が必要です。

スムーズな売却のためのポイント

グダグダしていると購入希望の不動産投資家は別の一棟アパートに触手を動かし契約までこぎつけてしまいます。
いつでも売却出来るのではなく、買い手との巡りあわせは今すぐが一番有益です。

1. 早めに準備を始める

売却を検討し始めたら、早めに準備を始めることが重要です。

・ローン残債の確認
・物件の査定
・販売戦略の策定
などを早めに進めましょう。

2. 不動産会社選び

ローン残債のある一棟アパートの売却は、専門知識が必要となります。実績のある不動産会社を選びましょう。

・担当者の経験や知識
・販売実績
・手数料
などを比較検討しましょう。

3. 情報公開

物件の情報は、できるだけ多く公開しましょう。

・立地条件
・物件の状態
・入居率
・収益
・ローン残債
などを公開することで、購入候補者からの問い合わせが増え、スムーズに売却できる可能性があります。

まとめ

ローン残債のある一棟アパートをスムーズに売却するには、早めに準備を始め、専門知識のある不動産会社を選ぶことが重要です。また、物件の情報はできるだけ多く公開しましょう。

あれもこれもと準備には相当な手間暇が掛かります。

お仕事をしながら一棟アパートの売却準備をスムーズに進めるのは正直かなり無理しないといけません。
かと言って片手間でやれるほど甘くはありません。

そんな時は一棟アパートの売却専門家である弊社がバックアップいたしますのでお気軽にお問合せフォームよりご相談くださいませ。

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