一棟アパートの売却は数千万円規模の大きな取引です。不動産会社選びを間違えると、数百万円の損失につながる可能性があります。実際に当社にご相談いただくお客様の多くが「前の会社では思うような結果が出なかった」とおっしゃいます。
では、どのような基準で信頼できる不動産会社を見極めればよいのでしょうか?
一棟アパート売却時に信頼の出来る不動産業者選定ポイント5選
一棟アパート売却時に信頼の出来る不動産業者選定として大手・中堅・街の不動産屋・売買専門コンサルなどの選択肢がございます。
どちらも一長一短なのは仕方がないですが、ご自身に一番マッチしている不動産業者を探す事がお勧めです。
例えばですが数十万円の差でも性格の悪い上から目線な不動産屋を選ぶか、相性の良い頑張り屋さんな不動産屋さんと気持ちよく仕事をするか等、ご自身が金額・相性・その他の譲れない部分をしっかりと持つことが重要です。
それらを踏まえ必須能力を選定ポイントの基礎中の基礎としてご紹介いたします。
1. 一棟物件の売却実績を必ず確認する
最重要ポイントは、一棟アパート・マンションの売却実績です。
居住用不動産と投資用不動産では、全く異なる専門知識とノウハウが必要になります。
◆確認すべき実績
– 過去3年間の一棟物件売却件数
– 売却価格帯(あなたの物件と近い価格帯での実績)
– 売却期間の平均(6ヶ月以内が目安)
– 成約率(査定価格に対する実際の売却価格の割合)
実績のない会社に依頼すると、適正な査定ができず、売却期間が長期化するリスクがあります。
2. 投資家ネットワークの有無をチェック
一棟アパートの購入者は主に不動産投資家です。
そのため、投資家との強固なネットワークを持つ不動産会社を選ぶことが成功の鍵となります。
◆確認ポイント
– 投資家向けセミナーの開催実績
– 投資家専用の物件紹介システムの有無
– リピート投資家の数
– 金融機関との連携体制
投資家ネットワークが豊富な会社なら、市場に出る前に買主が見つかるケースも珍しくありません。
3. 収益物件特有の査定能力を見極める
一棟アパートの査定には、収益還元法をはじめとする専門的な評価手法が必要です。
単純な比較事例だけで査定する会社は避けましょう。
◆優良な会社の査定内容
– 収益還元法による詳細な価格算出
– 周辺賃貸市場の分析
– 修繕履歴と今後の修繕計画の考慮
– 税務面での売却タイミングの提案
査定書が1枚だけの簡素なものではなく、10ページ以上の詳細な分析資料を提供する会社を選びましょう。
4. 担当者の専門知識と対応力をチェック
一棟物件の売却では、税務、法務、建築など多岐にわたる専門知識が求められます。
担当者が以下の質問に明確に答えられるかチェックしてください。
◆確認すべき質問例
– 「減価償却の残存簿価と売却価格の関係は?」
– 「オーナーチェンジ時の敷金引き継ぎ手続きは?」
– 「1031交換(等価交換)のメリット・デメリットは?」
また、連絡の迅速さも重要です。
メールや電話への返答が24時間以内にない会社は、売却活動でも後手に回る可能性があります。
5. 契約条件と手数料体系の透明性
手数料の安さだけで選ぶのは危険です。
重要なのは、提供されるサービス内容と手数料のバランスです。
◆確認すべき条件
– 媒介契約の種類(専任媒介契約を推奨)
– 契約期間(3ヶ月が標準)
– 広告費やその他費用の負担区分
– 売却活動の報告頻度と内容
また、成功報酬制を導入している会社は、売主との利害が一致するため信頼できる指標の一つです。
まとめ:複数社比較で最適なパートナーを選択
一棟アパート売却の成功は、信頼できる不動産会社との出会いで決まります。
必ず3社以上から査定を取得し、上記の基準で総合的に判断しましょう。
当社では一棟物件売却の専門チームが、あなたの大切な資産の価値を最大化するお手伝いをいたします。まずは無料査定で、あなたの物件の真の価値を確認してみませんか?