中国から始まった新型コロナの感染拡大もEU諸国で大爆発しアメリカや南米、アフリカまでに到達しました。その影響で経済活動は完全に麻痺し連日のストップ安…。こんな時期に一棟マンションやアパート売却を考えているあなたさまはどういった立ち回りをすればよいのかを考えてまいります。
■損切りで値引き売却をするか保有しホールドか。
世界各地でパニック売りという名で損切り合戦になっています。
安全資産と呼ばれている金(ゴールド)までが価値下落の様相を見せてます。
一棟マンションや一棟アパートなどの不動産売却価格には今の所、大ニュースになるような大幅な下落はないですが不動産価格は市場の反応から少し遅れてやってくるので、新型コロナ騒動が長引くほど不動産価格にも大きく影響してくるでしょう。
そこで考えなくてはいけないのはいつ売却をするかということです。
こればっかりは病気が相手ですので予測がつきにくいのは確か。
特効薬や治療法が確立されれば今回の不安含みの気運で下落した株価や景気などは戻り始めますので、まずは特効薬や治療法の出現や見通しを注視していくことが良いと思います。
判断の時をいつにするかは正直正解がありません。
これは個々で判断するべきだと思いますが目安として東京オリンピック前まで。
程度を目安としてはいかがでしょうか。
■売却が出来なくなるババを引くのだけは避けよう
いくら様子見だといってもズルズルとこのまま保有ホールドして、例えば耐用年数を過ぎてしまっては売却出来なくなってしまいます。
最悪、建て替えという抜け道があるので結局はなんとかなると思いますが考え方としては保有しているのと売却するのではどっちが利益が出やすいか。
たったこれだけです。
新型コロナの影響が半年・1年・2年と続いた場合。
景気の回復に1年・3年・5年と掛かった場合。
経年劣化具合と人口推移、維持費や修繕費。
そして得られる家賃収入予測と予想売却額。
エクセルなどに記載し予測をしてみて売却タイミングを決めていきましょう。
■まとめ
ひとつだけ確かな事は不安に苛まれ悪徳不動産屋にそそのかされて、バンバン値下げをし売却を急いでしまうことです。
本当に売却が必要ならば損切りという観点から売却を急いだ方が良い一棟マンションやアパートも確かにございます。
(来年には大規模修繕が控えている等)
新型コロナであろうがなかろうが、景気が良かろうが悪かろうが家賃収入・売却益・ローン残債の3つを比較しプラスが出るなら売却、マイナスならばどのタイミングならプラスかをシミュレーション。
どう考えてもマイナスなら、どのタイミングが一番マイナスが少ないかシミュレーションをしてまいりましょう。
そうは言ってもご自身がどのようなポジションでどれくらいの価値の一棟マンションやアパートを保有しているのかご不安な方もいらっしゃるかと思います。
そのようなあなたさまはお気軽にお問い合わせフォームよりお悩みお伝えくださいませ。
なんとか一緒に頑張って乗り越えていきましょう。