時間に余裕のない一棟マンションの売却は買い叩かれる危険

2019/05/03
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閉店間際の鮮魚売場、モデルチェンジ前の家電量販店。お魚は腐れば商品価値がなくなり電化製品などは最新モデルの需要が高いのは言うまでも無く。あなたさまの保有する一棟マンションや一棟アパートも同様で売却を焦れば焦るほど買い主に足元を見られ安く買い叩かれてしまうのがオチです。なので一棟売却は景気がまだ安定している今、準備をしないと売却時期を確実に見余り買い叩かれてしまいます。

■少し勿体無いと感じるくらいの時にこそ売却する勇気を

一棟マンションや一棟アパートの不動産投資は売却し収入を得た時点でとりあえずのゴールを迎えます。
購入費や売却までのランニングコスト、そして税金などを支払った後の売却時の純収益。

これらをトータルしてプラスが出ていればあなたさまの不動産投資は成功と言えるでしょう。
例えそれが5年超の時間で100万円であっても成功は成功です。

大きく収支が動くのは最終最後の一棟マンションや一棟アパートの売却時。
あなたさまを含め皆様おわかり戴けていると思うのですが何故かあと少し後少しとなってしまい、資産価値が落ちて来た所で売却に出すものですから結局買い叩かれてしまい最終最後でマイナス…。

となって不動産投資を失敗してしまったという方が非常に多くいらっしゃるように感じます。
見出しにもあるように

「今手放すのは少し勿体無いな…」

と感じる状態の一棟マンションや一棟アパートは買主側にとっては非常に魅力的に見えます。
そうなればこっちのもの。

交渉時に駄々を捏ねる事が出来ますし、強気で挑めますのであなたさまが主導の交渉になります。
そうなれば少し割高であっても買い主に購入を迫ることが可能です。

■要らなくなってから売却では買い主も基本要らない

「空室ばかりになってもう家賃収入も見込めない」
「ボロくなってきて修繕が近い」

あなたさまがもう必要ない、もしくは資産価値がないと思って売却に出しても買い主側から見れば箸にも棒にもかからない状態なのは言わずもがな…です。

これをやってしまうとあなたさまの不動産投資のストーリーはバッドエンド確定。
あなたさまが買い主側であれば

「空室ばかりになってもう家賃収入も見込めない」
「ボロくなってきて修繕が近い」

の一棟マンションや一棟アパートに対して相場と同じ金額で購入するでしょうか。
逆の立場を考えれば分かるハズなのですが、どうしてもこの部分で欲が出てしまい失敗していらっしゃる方が本当に多く居ます。

ミドルリスクの80~90%がこの部分に集約されているのではないでしょうか。
冷静になりあなたさまが手放すのを勿体無いと考える一棟マンションや一棟アパートほど当たり前ですが売却額は高くなります。

そこに感情を移入するのではなく5年超でワンサイクルというルールを自分自身に課せている方ほど成功しているのが事実ですのでご参考にしてみてください。

■まとめ

一棟マンションや一棟アパートの売却時は税金面で色々と考えないとならない部分が多々ございます。
特に法人化している場合は損益通算が出来るのでより考える必要があると思います。

ギリギリになり売却したい!!
と思っても焦るばかりで足元を見られて買い叩かれてしまうだけです。

スケジュール的にも資産価値的にも余裕のある状態で市場に対して売却提示を出来ればあなたさま優位のあなたさま主導の交渉が可能となります。

もう一度お伝えします。
「今手放すのは少し勿体無いな…」

と感じる状態の一棟マンションや一棟アパートは買主側にとっては非常に魅力的に見えます。
相場より高値での売却をご希望でしたら上記のマインドセットが重要です。

今回のブログをお読みになりハッとしてしまったあなたさま。
まだチャンスや機会は必ず転がっています。
しかしその光は淡く見つけにくいもの。

もし売却時期の選定に一抹のご不安があるということでしたら当メディア一棟売却コンシェルジュのお問い合わせよりお気軽にお話お聞かせくださいませ。
一棟売却歴20年以上の不動産コンサルタントが必ずあなたさまのお力になれると自負しております。

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