一棟アパートや一棟マンションが売却出来ない原因とは

2019/04/11
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今回初めて相続などで一棟アパートの売却手続きをしたあなたさまも、一棟マンションの不動産投資を定期的にしているあなたさまも思うように一棟アパートや一棟マンションが売却出来ない…という経験やまさにリアルタイムでそのような沼にハマってはいませんでしょうか。今回は様々な角度より一棟アパートや一棟マンションが売却出来ない原因を探ってまいりますので是非ご参考にしてくださいませ。

■色々考えられる一棟アパートや一棟マンションが売却出来ない原因や理由

ちょっと数年前までは条件が悪い一棟マンションやちょっと割高な一棟アパートでも売却に出せば直ぐに売れたのに最近は売れ残ってしまい負債や負担だけが増えていってしまい困っているという一棟マンションや一棟アパートのオーナー様もここに来て増えております。

景気?人口減少?東京オリンピック特需?外国人不動産投資家の撤退?
などなど色々な原因や理由が考えられますのでひとつづつみてまいりましょう。

・東京オリンピックが近付き利確・売り抜けが始まっている

こちら非常に多いのは確かです。
当然のことながら条件の良い購入してもまだまだ収益が見込める一棟マンションや一棟アパートから売却されていくので普通の条件程度では売却が出来なかったり難しくなってきています。

・景気後退予測による利確・売り抜けが始まっている

アメリカ経済のグラつきや東京オリンピック2020の終焉、上がりきらない給与水準など色々な側面から危惧されているのが景気後退予測。
あくまで全ては動向を見ての予想なのですが人の気持やトレンドは引っ張られ流される傾向にあるので、実際問題売却しにくくなっているのは確かです。

・金融機関の不動産投資に対する貸し渋りや審査の厳密化

昨今のサラリーマン大家ブームやサブリースによる地主大家さんが知識もノウハウもないのに乗せられ騙され返済出来ない、しかも金融機関もイケイケドンドン。
この流れに待ったを掛けるのが金融庁で睨まれたら一溜まりもないということで各金融機関の審査の厳密化や貸し渋りが始まっているので一昔前のようにサラリーマン大家さんが一棟アパートや一棟マンションを気軽に買ってくれるということは確実に少なくなっているので売却しにくいと言えるでしょう。

■一棟アパートや一棟マンションを売却し難い時代の中での売り抜け方は?

このような一棟アパートや一棟マンションが売却しにくい時期や時代も必ずいい時代と交互に来ますのでなんらビビる必要はございません。

確かに売り手市場の時はそれなりに高額査定額のまま売却がしやすかったですが、厳しい時期や時代であっても価値を持たせることで今までどおり売却が可能です。

・知識と経験を兼ね備えた不動産屋さんや不動産コンサルタントとパートナーになる

大前提として厳しい時代を乗り越えて来た経験のない不動産屋や不動産コンサルタントと媒介契約を結んでも【安くしましょう】【値下げしましょう】しか出てきません。

時期が悪い、時代が悪いと悪態をつき仕方ないと丸め込めます。
本来はそれを何とかするのが腕の見せ所だとは思いませんか?

・お持ちの一棟アパートや一棟マンションに価値を持たせる

繁華街や住宅街などの密集地の駅徒歩数分などの立地条件ならば不況になったとしても引く手数多の状況が望めるかも知れません。
しかしそうではない場合は満室経営と外観のリフォームはとりあえず絶対だと思います。

少し高くても少し遠くても住む価値やステータスを感じて貰うことが重要です。
そうすれば満室経営に近付き、何回も契約更新が見込めますので売却に非常に有利です。

本当にたったこの2点でどんな状況でも対応が可能です。
厳しい時ほど原点に戻ることです。

■まとめ

一棟売却コンシェルジュのこのブログを拝見されている一棟アパートや一棟マンションのオーナー様は上記の状況や時期が本格的に訪れる前にさっさとお持ちの不動産物件を売却してしまうほうが余計な不安やストレスを感じずに生活出来ますので余裕持たずにお早めの行動がライバルよりも最速で売り抜ける秘訣です。

売却するしないは別として【売却準備】をしておくことはマイナスにはなりませんし、慌ててパニックになるより今のうちの準備が重要です。
色々な不動産屋さんや不動産コンサルタントに1ヶ月に1度くらい売却査定に出してみても良いと思います。

当メディアを運営しております東京アセット株式会社にも、あの厳しい時代を生き抜いてきた一棟売却歴20年以上になる不動産コンサルタントが在籍しております。
売却査定は当然のこと、売却準備のサポートやお悩みのご相談にも乗っておりますのでお気軽にお声掛けくださいませ!

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