一棟マンションや一棟アパートを保有していらっしゃるあなたさま、出来ることなら高額売却をするのが最終目標です。しかし景気や天災などの理由や建物自体の経年劣化など値崩れしてしまう可能性はいくらでもあります。すでに分かりきっている値崩れタイミングを避け早めに高額売却をしてしまいましょう。
■既に分かっている値崩れや値下がりがありそうなタイミングとは
急激な景気上昇や何らかの大きな好要因がない限り、地価がこれ以上上昇しつづけるということはなかなかないのではと想像いたします。
再開発などにより部分的な地価上昇はあっても東京23区以外と一部の都市以外は人口減少・人口流出が顕著に起こっており、日本国としたら人口は減る一方なので一棟マンションや一棟アパートのニーズは減ってまいります。
移民政策とベビーラッシュで人口が維持出来たり増えるような事があればまた話は変わってきますが、なかなかそうなるには厳しいのではと思っております。
・東京オリンピックの終焉
その殆どの再開発が2020年のオリンピック時期の前までに終わろうとしています。
オリンピック後は当然ながら一旦落ち着くもしくは緩やかな下降線と予想されています。
その理由としてはお祭りムードもなくなりますし、外国人不動産投資家をはじめとするマネーゲームで地価を釣り上げていた方々が一気に離脱するからです。
需要がなくなれば自然と一棟マンションや一棟アパートの売却価格も今よりは下落するのはある程度覚悟をいたしましょう。
・2022年生産緑地問題
当メディアでも2022年生産緑地問題につきましては何回か触れました。
おさらいをしておきます。
こちら結構な大問題なので一棟マンションや一棟アパートを保有されていて売却を考えているあなたさまは早急の判断や決断が迫られます。
簡単に言いますと農地が放出され、その使いみちや後釜として一棟マンションや一棟アパートの新築ラッシュが始まる可能性大。
一棟マンションや一棟アパートだけ増えても人口が増えないんじゃどうしようもなく、既存の条件悪い一棟マンションや一棟アパートには空室が目立つようになり売却価格もかなり安くしないと売れ残り気味が予想されます。
・団塊の世代が後期高齢者になる2025年問題
今まで日本の高度経済成長時代を支えて戴いた今の40代前後の父親母親世代が後期高齢者になります。
この世代は人口割合が一番多く、成長を後押ししてくれた世代である反面どうしても避けて通れない福祉や年金などの社会保障費が増大いたします。
となりますと不動産投資や株式投資にお金を掛けるのではなく、目先の社会保障費の足りない部分を埋めると思われるので購入意欲が落ち、一棟マンションや一棟アパートの値崩れや値下げが横行すると予想されています。
■まとめ
一棟マンションや一棟アパートの高額売却を考えていらっしゃるあなたさまは早急な対応に迫られそうです。
万が一、懸念が外れたとしてもそれは結果ですので念には念を入れ売却準備をして損はありません。
「なんとかなるだろ」
で何人もの売却失敗者を見てまいりました。
「ヤバい!!」
と焦っている時、周りも同じように焦るので市場は値下げ合戦になります。
高額売却など目指していたら見向きもされません。
そんなカオスな状態になり結局大損をしてしまっては不動産投資の意味が全くありませんのでお早めの売却対策をお願いいたします。
どうすれば良いか右も左も分からない…。
というあなたさまはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談くださいませ。
一緒に頑張ってまいりましょうね。